
大事な試合に向けて打撃を強化したい。そう思っている人は多いだろう。そこで今回は、高校女子の強豪チーム・帝京安積高校の打撃ドリル8種目を紹介する。今回は、その2種目目『角材スイング』だ。なお、この記事はソフトボール・マガジン2017年3月号に掲載した『帝京安積高 目的別!基礎固めメニュー8』を一部修正のうえで再掲載している。
取材・構成◎高橋昌江
写真◎桜井ひとし
2メートル以上の角材を、先端を水平に保ったまま、体幹がブレないように左右大きく振る。メニューは左右に50往復、振るものと(写真1)、身体の中心で10秒キープするものがある(写真2)。
角材は、重さ、長さが異なる3種類がある。和田広監督は「遠心力で振られるのをいかに我慢するか」と話す。「良いバッターはパワーがあります。うちでは体幹を意識したティー打撃とサーキットトレーニングにも取り組んでいます」とは、二瓶美恵子コーチ。

写真1:2メートルの角材を、先端を水平に保ったまま、体幹がブレないように50往復、左右に大きく振る
写真◎桜井ひとし(ソフトボール・マガジン編集部)

写真2:2メートルの角材を、身体の中心で10秒キープする
写真◎桜井ひとし(ソフトボール・マガジン編集部)
帝京安積高校
福島県郡山市にある私立高校。女子ソフトボール部は県内屈指の強豪で、今夏のインターハイは県予選で敗れて出場を逃したものの、これまでに春夏合わせて31度の出場を誇る(2019年7月時点)。
現在発売中のソフトボール・マガジン7月号、8月号では2号連続で打撃特集を組んでいます。初級・中級者向けの7月号『バッティングの教科書』、中級・上級者向けの8月号『バッティングの強化書』。ぜひ、2号あわせてお買い求めください。
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