8月31日(金)から9月3日(月)まで、男子は石川県小松市、女子は石川県金沢市を舞台に『第53回全日本大学ソフトボール選手権』が開催された。
女子決勝は、昨夏の準Vチーム・園田学園女子大(兵庫)と昨夏四強の日本体育大(東京)の対戦となった。出場52度目の日本体育大は、過去18度の優勝を誇る名門チーム。また、40度目の出場となる園田学園女子大も、2011年、12年の連覇を含む7度の優勝に輝くなど、両チームとも女子の大学ソフトボール界をけん引してきたチームだ。
試合は、取って取られてのシーソーゲームとなり、園田学園女子大が3-2と1点リードで迎えた7回裏、日本体育大が亀田栞里の左中間適時打で追い付くと、飯田瑞稀が左越えのサヨナラ適時打を放った。
これにより、4ー3で勝利した日本体育大が14年ぶり19度目の優勝に輝いた。
男子決勝は、昨年覇者の日本体育大(東京)と4年ぶりの決勝進出となった早稲田大(東京)の戦いとなった。両チームとも東京都大学ソフトボール連盟に所属し、インカレの出場回数は日本体育大が53度、早稲田大が52度と、男子の大学ソフトボール界を長年けん引してきたチームだ。
試合は、日本体育大の強力打線が爆発。田中亨昂の2打席連続本塁打などで5回までに8点を奪うと、投げては小山玲央が無失点に抑え、8-0で5回コールド勝ちを決めた。
これにより、日本体育大は2年連続30度目の優勝。男女のアベック優勝は、1997年以来21年ぶりの快挙となった。
今年も多くのドラマを生んだインカレ。大会の詳細は、たくさんの写真とともに9月22日発売のソフトボール・マガジン11月号でお伝えいたします。
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