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2018-08-11

【ソフトボール】 インターハイ男子の ベスト4が決定!

先制本塁打で勢いづいた飛龍は、3連覇に向けパワー爆発
写真◎小倉直樹

昨年の優勝、準優勝校が勝ち上がる

 左上のブロックを勝ち上がったのは飛龍(静岡)。1回戦で富山工業(富山)を相手に3対0、2回戦では明石(兵庫)に2対1とロースコアで勝ち上がってきた。刈谷工業(愛知)との3回戦は7対3、千葉敬愛(千葉)との準々決勝は2本塁打に加え、終盤にも長短打で得点を重ねて7対0とコールド勝ちを収めた。3連覇へ向けて投打がかみ合ってきた。

 続いて左下のブロックは大村工業(長崎)がセンバツに続いて4強にコマを進めた。永留大輝が1回戦・大阪産業大附(大阪)、2回戦・高知農業(高知)を相手に2試合連続のノーヒットノーランを達成。延岡工業(宮崎)との3回戦は継投で完封勝利し、埼玉栄(埼玉)との準々決勝では1安打完封。鉄壁の守備力を武器に、4年ぶりの頂点を目指す。

埼玉栄を完封した大村工業は、虎視眈々と返り咲きを狙う
写真◎小倉直樹

 右上のブロックを勝ち上がったのは啓新(福井)。初戦となった津西(三重)との2回戦は12対0(5回コールド)で勝利し、さらに明桜(秋田)との3回戦も19対0(5回コールド)と2試合連続で二ケタ安打を記録した。準々決勝の光明学園相模原(神奈川)では1点差に迫られるも、終盤はきっちり抑え、3対2で逃げ切り。昨夏、準優勝の底力を見せた。

1点差で光明学園相模原の攻撃を逃げ切り、2年連続決勝進出の啓新
写真◎古江美奈子

 最後に右下のブロックは岡山県共生(岡山)が勝ち上がった。2回戦からの登場で、盛岡中央(岩手)を相手に9安打を放って14対2とコールド勝ち。四日市工業(三重)との3回戦は2対0の完封勝利を収めた。準々決勝では初回に2点を先制し、猛追する新島学園(群馬)を振り切って2対1で勝利。3年連続3回目の出場で初の準決勝進出を果たした。

強敵・新島学園をくだし、3回目の出場で初の準決勝進出を決めた岡山県共生
写真◎古江美奈子

 明日の準決勝の組み合わせは、飛龍×大村工業、啓新×岡山県共生。引き続き熱い戦いに注目したい。

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