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2026-05-16

ドクターストップのSareee、苦渋の決断を明かす「100%のSareeeでリングに戻るために」。盟友・彩羽匠の説得と新鋭・山岡聖怜との約束【週刊プロレス】

首の負傷によりドクターストップがかかったSareee。その胸中は…

“プロレス界の太陽神”Sareeeが首の負傷によるドクターストップのため、1カ月程度、欠場することを発表した。

2023年春にWWEを退団し、日本復帰を果たして以来、女子プロ界の最前線に立ち、いついかなる時も“100%のSareee”を見せてきた。とくに今年はデビュー15周年のメモリアルイヤー。激闘を重ね、この先も決定済みのカードがあっただけに「一人じゃ決められなかった」とSareeeは振り返るが、タッグチーム、スパーク・ラッシュの盟友、彩羽匠の説得を受け、苦渋の、そして勇気ある決断を下した。

5月16日には久しぶりにマリーゴールドに参戦し、19歳の新鋭、山岡聖怜との初シングルが決まるなど注目を集めていた。それだけに「悔しいですね」と語る太陽神だったが、「100%のSareeeに戻って、必ず約束は果たしたいと思います」とも。‘23年の日本復帰後、初となる欠場を決めたSareeeにいまの思いを聞いた。
盟友・彩羽の説得を受け、欠場を決めた
――首の負傷により、ドクターストップ。1カ月程度の欠場が発表されました。

Sareee「首はもともとあまりよくなくて。(それでも)付き合ってきてたんですけど、しびれが出てしまって。病院に行ったところ、いまの状態でプロレスを続けるのはやめたほうがいい。選手生命を長くしたいんだったらいまは休むべきだと言われました」

――欠場という決断に悩みはしませんでしたか?

Sareee「悩みました、すごく。決まっている試合もあったし、たくさんの方に迷惑をかけてしまうじゃないですか。どうしようって」

――それでも休む決断をしました。

Sareee「『(続けるのは)絶対ダメです、休んでください』って言ってくれたのがいまスパーク・ラッシュを一緒に組んでいる彩羽匠で。『そんな体で続けてても危ないし、100%で闘うのがSareeeじゃないですか』って説得されて。私にとって“現在”って本当に大事なんです。目の前にある試合を全力でやってきたからいまのSareeeがあると思ってて。だから、すごく勇気のいる決断だったし、一人じゃ決められなかったかもしれない。でも匠さんが言う通り、いま100%のSareeeでリングに上がれているかと言ったらやっぱ違ったので」
欠場直前の大会では首回りにテーピングが
――100%のSareeeではなかったと。

Sareee「そうですね。そして、私のプロレスができなくなるのが一番怖かったので」

――1カ月程度の欠場とアナウンスされましたが、最低でも一カ月は、というニュアンスなんでしょうか?

Sareee「1カ月、試合をせずに安静にしていれば現在の状態は改善されるだろうと」

――当然ですが、症状の改善に個人差が出てくるとは思います。

Sareee「そうですね。なので安静にしつつ、治療もして、しっかりメンテナンスしていきたいなと思ってます」

――Sareee選手は今年デビュー15周年を迎え、2023年にWWEを辞め、日本に帰ってきてから最前線を走り続けてきました。ダメージの蓄積も大きかったのでは?

Sareee「そうだったのかもしれません。自分では全然大丈夫だと思ってても、体は正直というか」

――関係者によると、ここ一カ月は首のダメージを抱えていたと聞きますが?

Sareee「でも、みんな大なり小なりケガもダメージも抱えているじゃないですか。その時その時の100%の自分で闘ってきたので」

――とはいえ、普段はテーピングなどを一切しないSareeeさんですが、先日のマーベラス新木場大会では首回りにしっかり処置が施されていました。

Sareee「してましたね。あんまりテーピングとか好きじゃないので、普段はしないんですけど。あの時は匠さんがすべてカバーしてくれたので(試合を成立できた)」

――冒頭の言葉にもあった通り、決まっていた試合もありました。

Sareee「申し訳ないし、すごく悔しいです。治して、100%のSareeeに戻って、必ず約束は果たしたいと思います」
マリーゴールド・山岡にメッセージを送ったSareee
――16日には久々のマリーゴールド参戦も決定。後楽園で山岡聖怜選手と闘う予定でした。

Sareee「必ずやりたいし、やらなきゃいけないですよね。山岡聖怜がSNSでSareeeさんと闘いたいって自分の思いを口に出した。団体にいろんなことが起きている状況で、口に出さなきゃいけないと思ったっていうのを見て、自分も何か力になるというか、応えたいなって思ったので」

――Sareeeさん陣営からマリーゴールドにコンタクトをとったと聞きました。

Sareee「そうですね。ああやって(SNSで)自分の思いを発信して、私の名前を出すって誰にでもできることじゃないじゃないですか」

――言うなれば“フライング発言”ですからね。

Sareee「でも、団体がもがいてるなかで、自分がなんとかしなきゃいけないと思ったんだろうし、若い選手が勇気を出して言ったのであれば、私も応えなきゃなって。だから、あのSNSを見て、マネジャーを通して、マリーゴールドさんに連絡を取ってもらって、試合できませんかって」

――山岡さんの思いと、Sareeeさんの心意気で実現したカードだったと。

Sareee「だからこそ、悔しいし、山岡聖怜に伝えておいてください、絶対シングルで闘おうって」

――山岡戦以外にもSareeeさん個人として、スパークラッシュとしてやらなければいけない闘いが山積みだと思います。

Sareee「はい。だからこその欠場なので。悔しい気持ちとかはいったん飲み込んで、最高の状態でまたリングに戻れるように首のメンテナンスに集中します。最短でリングに戻れるように頑張るので、皆さん、少しだけ待っていてください」

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