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2026-07-27

【陸上】滋賀インターハイ 女子4×100mR決勝と4×400mR予選の開始時刻の間隔が1時間30分に 両種目を兼ねるチームの戦略に注目

インターハイが行われる平和堂HATOスタジアム(写真/牛島寿人)

陸上競技のインターハイが7月30日から開催。支部大会、都府県大会、全11地区大会を勝ち抜いた選手たちが、滋賀・平和堂HATOスタジアムに集結。17時以降のナイターで全41種目が行われる。5日間から7日間開催へ、また17時から22時ごろまでの短時間での開催のため、タイムテーブルにも変更があった。そのなかからリレー種目に関するトピックスを紹介する。

タイム決勝3組目に入るために各校予選から主力選手を起用か

昨年度から暑熱対策の下で各競技会が実施されるようになり、今回の滋賀インターハイでは夕方から夜間にかけて競技が行われる。各日17時に開始し、終了予定は22時ごろと短時間になることから、前回までの5日間から7日間に延長された。

タイムテーブルで着目すべき変更点は、リレー2種目だろう。前回までは男女とも大会前半に4×100mR、後半に4×400mRを実施していたが、今大会では100m、200m、400mといったスプリントの個人種目を終えた後にリレーが始まる。

4×400mRが大会最終日のトラック最終種目であることに変わりはないが、これまで初日に行われていた4×100mRの予選が5日目に移動。6日目には、4×100mR決勝と4×400mR予選が行われる。前回から一部のトラック種目の決勝が3組タイムレースで行われており、リレー2種目は24校が予選から決勝に勝ち上がる。

特に女子は、中京大中京高(愛知)、市立船橋高(千葉)、佐久長聖高(長野)、旭川志峯高(北海道)、市立柏高(千葉)など、2種目の上位候補が重複しており、両リレーを兼ねる選手も多い。4×100mR決勝と4×400mR予選の開始時刻の間隔が、男子は1時間55分あるが、女子は1時間30分しかない。4×400mRの予選は全8組あることから、どの組に入るかによっても気力、体力の回復具合に若干の差が出てきそうだ。

7月10日付で予選の番組編成が発表されており、佐久長聖高が序盤の2組にエントリーされた。3組に中京大中京高、4組に旭川志峯高、6組に市立柏高がおり、最もスタート時刻が遅い8組に市立船橋高が入った。1組の東海大相模高、7組の相洋高(共に神奈川)も同種目の有力候補だが、この両校も4×100mRの決勝を経て臨むことになるか。

4×100mRで3連覇が懸かる中京大中京高は、4×400mRでも3分40秒07で出場校ランキング1位に立ち、初優勝を狙っている。400mで53秒13を持つ陳羿岑(1年)は両リレーを兼ねるが、予選から出走するかどうか。今枝瞳(3年)は、同日に本職の800m決勝を終えた後の4×400mRになりそうだ。

佐久長聖高と旭川志峯高は、リレー2種目に同じ布陣で挑むとみられる。両校とも4人全員が個人種目でもインターハイに進んでおり、それぞれに本数を重ねたなかで大会終盤を迎える。佐久長聖高の阪真琴(3年)、旭川志峯高の田村実夢(3年)は6日目の最初に100mHの予選があり、短時間で3本走る見込みだ。市立船橋高と市立柏高は、100mや200mが専門のショートスプリンターが4×400mRでも主軸となる。

前回は決勝の番組編成が均等割りだったが、今大会の決勝は、「予選通過記録のランキング順に遅い方を1組、速い方を最終組とする」(競技注意事項9より抜粋)と決定している。優勝や上位を狙うチームなら、決勝で最も速い3組に入りたい。予選を8位以内で通過するためには、層が厚いチームでなければ、これまでのように主力選手を温存することはできないだろう。各校の戦略が注目される。

文/石井安里 写真/牛島寿人

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