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2026-07-30

【陸上】滋賀インターハイ 冬に磨いた走りで大躍進! 吉永優衣が100m・100mHでメダル獲得へ

吉永は100mで出場者今季リストトップ、100mHでも2番手につける(写真/上野弘明)

陸上競技のインターハイが7月30日から7日間、滋賀・平和堂HATOスタジアムで開催。支部大会、都府県大会、全11地区大会を勝ち抜いた選手たちが集結し、17時以降のナイターで全41種目が行われる。そこで女子100mと100mHの2種目でメダル獲得を狙うのが、北九州大会で圧巻のスプリント力を見せた吉永優衣(長崎日大高3年・長崎)だ。

2025年度と比較して0秒3以上記録を更新 

「100mも100mHも記録にビックリ!」
北九州大会では女子100mで高校歴代7位タイの11秒54(+0.2)、100mHは高校歴代6位の13秒33(+0.3)と2種目で高校歴代10傑に入った。

昨年までの自己ベストと比較すると100mが0秒3、100mHは0秒37も記録が伸びた。その要因を吉永自身はこう説明する。

「去年まではそんなに走り方のイメージを持たずにやっていて、『スタートから全力ダッシュで、後半は耐える』というイメージしかありませんでした。しかし後半に失速することが課題だったので、冬期練習でスタート後のテンポを修正するなど、後半まで力を残せるような走り方に改善しました。もともと苦手だったドリル練習も意識してやるようになり、骨盤を動かすとか、そういうところが良くなったと思います」

まさに北九州大会では、両種目とも後半に他選手を大きく引き離す展開で二冠を獲得した。152cmと小柄だが、地面からの反発を生かした推進力のある走りで、一気に記録を伸ばしたのだった。

そのスプリントを生かして、インターハイでメダル獲得に挑む吉永。100mは出場者ランキングでトップ、100mHは同2位につけているが、「100mよりもハードルの方が勝ちたい気持ちも、記録を出したい気持ちも強い」と話す。

女子100mHといえば、昨年のインターハイを制した石原南菜(白鴎大足利高3年・栃木)が滋賀国スポで当時の高校記録となる13秒29(+0.8)をマーク。今季に入ると、二階堂咲(山手高3年・兵庫)が13秒29(+1.8)、福田花奏(滝川二高2年・兵庫)が13秒30(+1.8)、北信越大会では藤田紗季(敦賀高2年・福井)が高校新記録となる13秒20(+1.8)をマークするなど、群雄割拠の様相を呈している(藤田と二階堂は同時期開催のU20世界選手権日本代表に選出されたため、インターハイは回避)。

「ハードルは過去最高レベルだけど、絶対に3位以内に入りたい」

冬に磨き上げた走りが、高校最後の夏にどんな景色を見せるのか。進化したスプリントを武器に、吉永が決戦の舞台へ挑む。

文/新甫條利子 写真/上野弘明

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