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2018-12-10

大相撲クイズ(28) 初土俵から負け越しなしで入幕は?

※写真上=ブルガリア出身初の幕内力士となった琴欧洲
写真:月刊相撲

 知っているようで知らない大相撲豆知識。戦後の名力士にまつわる四股名の由来や記録などを中心に、Q&A形式でお届けします。
※分冊百科『大相撲名力士風雲録』創刊号から30号に連載した「大相撲クイズ」を編集、毎週月曜日に公開します。

Q  年6場所制(昭和33年)以降、初土俵から負け越しなしでの入幕は、幕下付け出しを除けば琴欧洲が2人目。では最初の達成者は?

 答えはコチラ!

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A  曙 太郎

 昭和63年春場所の初土俵から、平成2年秋場所の新入幕まで、所要14場所すべて勝ち越し。昭和33年以前を含めれば、負け越しなしでの入幕は昭和26年春場所の朝潮(のち横綱)以来、39年ぶりの快挙でした(デビュー同期の若花田〈のち横綱3代若乃花〉も同時入幕ながら、幕下で1場所負け越しあり)。曙はそのまま、負け越すことなく三役へ上がりますが、これも昭和33年以降では初めてで、琴欧洲が2人目。それ以前には武蔵山、羽黒山、輝昇、千代ノ山(のち千代の山)がいます。

新入幕を決め喜ぶ曙(平成2年秋場所前)
写真:月刊相撲

分冊百科大相撲名力士風雲録第28号「琴欧洲 琴光喜 把瑠都」掲載

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