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2018-08-21

競泳・アジア大会2日目◆日本選手コメント集 池江璃花子は個人種目2冠の今大会3冠 渡部香生子は冷静に大会連覇 男子800フリーRは中国抑え頂点に

※昨日の400mフリーリレーと合わせて今大会3個目の金メダルを獲得した池江
写真◎小山真司/スイミング・マガジン

●女子50mバタフライ、100m自由形優勝
池江璃花子(ルネサンス/淑徳巣鴨高3年)

「今日の目標にしていた個人2種目が獲れてうれしいです。(50mバタフライの直後に100m自由形の決勝でしたが?)50mバタフライの直後で疲れていたので、100m自由形で53秒2(正式には53秒27)も出ているとは思っていなかったんですけど、泳ぎも崩れなかったし、前半落ちついて入って後半しっかり上げられて良い記録が出たと思います。(表彰式の進行が予定通りにいかないことについて)途中からそういうことを楽しめるようになってきました。パンパシフィック選手権からこっちに来て、音楽の雰囲気とか違いますけど、だいぶ慣れて楽しめるようになりました」

●男子800mフリーリレー優勝
松元克央(明治大4年/セントラルスポーツ)

「泳ぐ前から(鈴木陽二)先生から孫楊(中国)との(アンカー)勝負になるぞと言われていて、前の先輩3人がしっかりリードを奪ってきてくれたので、自分の泳ぎをしようと、自分の長所である前半100mで勝負しようと思いきっていきました。孫楊選手は後半強いですが、自分は前半から行って後半粘れればと思いました。この金メダルは来年、再来年とつなげていければと思います。(引き継ぎタイムの1分44秒85について)このタイムは個人種目で出したい記録ですが、まずはリレーからということで、出せて良かったと思います」

中国を抑え、大会連覇を飾った男子8継(3人の先輩に迎え入れられるアンカーの松元)
写真◎小山真司/スイミング・マガジン

●女子200m平泳ぎ優勝
渡部香生子(早稲田大4年/JSS立石)

「ラスト50m勝負はわかっていたので(150mを3位で折り返し)、最後は勝ちたいと思って泳いだ。パンパシフィック選手権の初日に体調を崩して不安はありましたけど、インドネシアに来てからしっかり練習を積めてきたので、自分に集中しようと取り組んできました。大会2連覇できてうれしいですが、タイムや内容は100点ではないので、そのあたりは9月のインカレまでに修正していきたいです」

体調不良を乗り越え、再びアジアの頂点に立った渡部
写真◎小山真司/スイミング・マガジン

●女子200m平泳ぎ3位
青木玲緒樹(ミキハウス)

「(優勝した渡部に0秒28の僅差)悔しいんですけど、最後キツくて届かなかったです。今の力は出せた結果だと思います。パンパックもアジア大会も自己ベストを出せていれば優勝できたと考えると悔しいですけど、国際大会でメダルを獲れたことはうれしいです」

●男子800m自由形2位
竹田渉瑚(オーエンス)

「孫楊は前半速い選手なので、食らいついていこうと思った。(途中ベトナムのグエン・フイ・ホアンにも先行され)ちょっとびっくりしたけど、ラストは自信があったので、そこは落ち着いて、しっかり上げられたと思います。この種目で自己ベスト(7分53秒01)を出せたので、(最終日の)メイン種目の1500m(自由形)での日本記録更新に、しっかりつなげていきたいと思います」

孫楊と健闘を称え合う竹田
写真◎小山真司/スイミング・マガジン

●男子50m背泳ぎ2位
入江陵介(イトマン東進)

「昨日の100mのレースの反省を生かして、前半をゆっくりいってラスト25mで上げるペース配分で泳いだのが良かった。(自己ベストまで0秒09だったことついて)自己ベストっていくつですか? 24秒79? 結構今日は速かったんですね。でも、世界で戦うためにはもっとレベルアップしていかなければいけないですし、この50mも100m、200mのレースにつなげるために、東京五輪のために、いろいろ試していきたいと思っています。100mでは混合メドレーリレー、メドレーリレーも出るので、さらに記録を狙っていきたいと思います」

構成◎牧野 豊/スイミング・マガジン

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