第103回日本選手権3日目、男子400mH安部孝駿(ヤマダ電機)が48秒80で2年ぶり2度目の優勝。ドーハ世界選手権代表に内定した。このレースで安部は東京五輪の参加標準(48秒90)も突破した。安部と同様、ドーハ世界選手権の参加標準記録を切っている豊田将樹(法大4位)は学生歴代8位となる49秒05で2位につけた。
男子400mHを制した安部。ドーハ世界選手権代表に内定するとともに、東京五輪の参加標準も切った(写真/田中慎一郎・陸上競技マガジン)
安部孝駿選手のコメント
「周りがどのような状況でも自分との勝負に集中しようと(決勝に)臨んだ。(自分では)それほど前半から行ったという感じではなかったが、ハードル間を楽に走れていた結果、前半から行けたのだと思う。(海外転戦もあり)練習を積めていなかったので、最後はキツかったが、集中してリズム良く動きを保てたと思う。海外を転戦し、どのような状況でも、たとえ試合のスパンが短くても、その期間で修正して次のレースに臨むということができるようになったと思う。それが今日の優勝に表れた。今年の最大の目標は、世界選手権でファイナルに残ること。東京五輪ではメダル争いをしたいので、まずは(世界選手権の)ファイナルで戦いたい」
豊田将樹選手のコメント
「48秒台を出せなかったので、自己ベストですが悔しいです。安部さんが前半から行くのは分かっていたので、離され過ぎないようにと。持ち味の後半に勝負と思っていましたが、及びませんでした。前半のスピードが足りない点は課題です。今季、49秒台に入って、自分の殻を破った感もあります。48秒90の東京五輪参加標準も狙えないタイムではないと感じています」

2位の豊田(写真中)は学生歴代8位の49秒05をマーク(写真/椛本結城・陸上競技マガジン)

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