3月26日、昨年のアジア大会男子100m銅メダリストの山縣亮太、女子100m日本記録保持者の福島千里(共にセイコー)がアメリカ遠征より帰国した。
※写真上=アメリカより帰国し、会見をする山縣(写真/BBM)
山縣はこれまではオーストラリアでシーズン初戦を迎えることが多かったが、今年は2月下旬よりアメリカ・フロリダにあるIMGアカデミーで合宿を行い、3月22日に現地・フロリダで競技会に出場。追い風2.1mの参考記録ながら10秒18をマークした。福島も同競技会に出場し11秒96(+1.5)だった。
山縣は今回の冬の強化期間のテーマに『世界水準の体作り』を掲げていた。フリーウェイトの数値などはそれぞれでベストを更新し、体重も昨季のシーズンイン時期に比べて1kgほど重くなっているという。
「ただ、うまくいっている部分もあれば、うまくいっていない部分もある。同時に強くしていかなければいけないが、それができずに(今季初戦では)走りが崩れてしまった」
まだ強化した部分と技術的なものが噛み合っていない。しかし、次へ向けてのイメージはできていると言い、今後は弱い部分を補って、次戦のアジア選手権(4月21日/ドーハ)に挑む予定だ。
「アジア選手権では自己ベストに近い記録をねらっていきたい」という山縣。世界選手権の参加標準は昨秋の全日本実業団(10秒01)ですでに突破済み。6月の日本選手権、そして9月にアジア選手権と同会場で行なわれる世界選手権へ向け手応えをつかみたい。
福島は昨夏に発症したアキレス腱痛より復帰の途上にある。合宿の確認として出場した競技会では記録は決して満足できるものではなかったが、「まずは痛みがなくスタートラインに立てことは良かった」と振り返った。
女子100mの世界選手権への参加標準記録は11秒24と設定が高くなっているが、「出したことのないタイムではない。世界選手権、東京五輪で走りたければ通過点でなければいけない」と意気込んだ。
福島の自己ベストは2010年の11秒21、11秒24を最後に切ったのは15年の北京世界選手権の11秒23。日本スプリントの女王の完全復活が待たれる。
文/早川大介
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