
長距離種目の世界選手権代表をかけたホクレンディスタンスチャレンジ2017第4戦・網走大会が開催。男子3000mSCで潰滝大記(富士通)が世界選手権参加標準記録を突破。男子10000mは大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が果敢なレースを展開したが、わずかに及ばず代表の座を逃した。
7月13日、北海道・網走で行われたホクレンディスタンスチャレンジ第4戦。今大会は8月にロンドンで行われる世界選手権における日本陸連の参加標準記録の突破指定大会となっていた。
男子3000mSCでは潰滝大記(富士通)が8分29秒05をマーク。標準記録の8分32秒00を突破し、日本代表に追加されることが濃厚になった。「出るだけではなく、戦えるようにしたい」と目標を語った。
男子10000mでは13、15年世界選手権、そして昨年のリオ五輪代表で、今年4月には初マラソンのボストンマラソンで3位となった大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)に参加標準記録突破(27分45秒00)の期待が集まった。
今大会の最終種目で午後7時30分スタートに設定されていたが、気温は25℃、湿度も70%を超え、長距離種目には厳しい条件でのレースとなった。
それでも大迫は5000mを13分45秒で通過し、日本記録(27分29秒69)も狙える果敢なレースを展開。しかし、終盤に失速し、最後は27分46秒64でフィニッシュ。1秒64届かず、3大会連続の世界選手権代表とはならなかった。

大迫はわずかに世界選手権代表の座に届かず
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