プロ野球選手の高校時代のフォームを連続写真で振り返る。現在のフォームと比べたり、自身のフォームの参考にしてみよう。
※本記事は「ベースボール・クリニック2010年12月号」掲載内容を再編集したものです。
ヤクルト・山田哲人
[履正社高3年時]
写真◎ベースボール・クリニック
履正社高3年時に甲子園に出場。初戦となる2回戦の天理戦で、山田は本盗を決めるなどしてチームの夏の甲子園初勝利に貢献。続く3回戦の聖光学院戦では敗れたものの2ラン本塁打を放ち、同年のドラフト会議でヤクルトに1巡目指名を受けた。
山田が高校時代に岡田龍生監督に指導されたポイントは、「割れ」と「後ろ手の押し込み」。
「割れ」はステップする際に踏み出し足とグリップとの距離がしっかりと取れていることが重要だが、グリップの位置が高過ぎても肩に力が入り後ろに引くことができなくなる。(右打者の場合)右肩あたりグリップがあると、踏み出し足と十分に距離が取れ、強くたたくことができる。
「後ろの手の押し込み」はトップからミートにかけて後ろ側の手を強く押し込むことだが、その際に後ろの手のヒジがへその前に入ってくることがポイント。バットを出していく途中、脇の位置の影響でヒジが止まってしまうと、体を回さなければバットが出なくなるので開きにつながってしまう。へその前にヒジが入ってくると、体を回さないでもいいので、後ろ手の押し込みがより使えるようになる。
山田は2018年シーズンに自身3度目となるトリプルスリーを達成。19年シーズンもさらなる活躍に期待したい。
やまだ・てつと/1992年7月16日生まれ。兵庫・宝塚市立御殿山中(兵庫伊丹ヤング)-履正社高(10年夏甲子園)-11年ヤクルト1位。右投右打。内野手。
2018年成績:140試合524打数166安打34本塁打89打点33盗塁、打率.315
文◎ベースボール・クリニック
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