監修/海老久美子(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)

※写真上=りんごコンフィチュール
写真◎ベースボール・クリニック

◎トッピング

<材 料>(球児1人前)
・りんご……1個
・レモン……1個
・砂糖……大さじ3~4
・ラム酒(またはウィスキー)……適量
・すり下ろした国産レモンの皮……少々

<作り方> 約45分
1)りんごは8等分し、それぞれを薄いいちょう切りにする。
2)レモン汁を(1)にまんべんなくかけ、砂糖を回しふり、冷蔵庫で1時間以上置く。
3)十分に水分が出てきたら、(2)を水分ごと鍋に移し、沸騰してから好みでラム酒を加え、弱火で煮込む。
4)全体的に透明になり、とろみがついたら出来上がり。

<Point!>
! 砂糖は、りんごから十分に水分が出るくらいの量で。
! 国産レモンが手に入れば、皮をすって加えてみよう。
! 保存する場合は容器をしっかり熱湯消毒する。

<栄養量>(りんご大1個分)
エネルギー 411kcal
タンパク質 1.2g
脂質    0.5g
糖質    100g
カルシウム 44.6mg
鉄     0.6mg
ビタミンA 8.5μg
ビタミンB1 0.11mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 41mg(生果実)
食物繊維  6g

<Pickup栄養素>
ポリフェノール
ポリフェノールとは、光合成によって出来る植物の色素や苦み、渋みの成分となる化合物の総称。球児の体を活性酸素から守る抗酸化作用がある。りんごのほかにもブルーベリーなどのベリー類やカカオ、ぶどうの皮にも多い。

品種によって異なるりんごの風味を楽しもう

 今回のレシピは、温かいものにも冷たいものにも、主食にもデザートにもドリンクにも使える、汎用性の高いりんごのジャム。

 作るのに時間はかかるけど、必要な材料も少なく、複雑な工程もないので、りんごがたくさん手に入ったときなどに作り置きしておくことができる。
 品種によって、微妙な味の違いを楽しめるのも、いろいろなりんごが手に入る日本ならではの醍醐味だろう。

 紅茶に入れて、身も心も温まるホットドリンクにしてもいいし、アイスクリームやヨーグルトにかけて、ひんやりデザートにしてもOK。もちろん、ジャムだから、トーストに塗って主食の強化にも使える。
 ほかにも、ケーキやパイにトッピングするなど、使い道はかなり広い。まずは、実際に作って味を確かめてみて、合いそうなバリエーションを増やしていってほしい。

 おいしいだけでなく、りんごに含まれる食物繊維、カリウムなどをはじめ、りんごならではの、りんごポリフェノールといった栄養素の働きも期待できる。
 生姜を加えたり、シナモンで変化をつけたり、砂糖をハチミツに変えたりとアレンジもお好みでどうぞ。

《PROFILE》
海老久美子(えび・くみこ)
立命館大スポーツ健康科学部副学部長。管理栄養士、公認スポーツ栄養士、博士(栄養学)。全日本野球協会医科学部会委員。JOC強化スタッフ。ジュニアからトップまで、各種目のアスリートへの実践的な栄養教育・サポートを実施。著書に『野球食』『野球食Jr.』『野球食のレシピ 』『女子部活食』(小社刊)などがある。

文責◎ベースボール・クリニック

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