BBMカードの球団別チームパックは今年も無事に全12球団が発売しました。制作スタッフがそれぞれの「MYベストカード」を選ぶ短期集中連載をお届けします。

ベスト&こだわりの1枚を発表します!

 BBMカードの定番アイテムとしてリリースしている球団別のチームパック。3月から7月までで12球団すべてのアイテムが出揃いました。楽しんでいただけていますか? 今年もまた、制作スタッフが趣向を凝らして球団ごとのカラーが出る内容になっていると思います。

 そんなスタッフがそれぞれに選んだ「ベストカード」「こだわりの1枚」を紹介するこの短期集中連載。すっかり夏の恒例となりましたが、3回目では巨人と西武について見ていきます。買いそびれてしまったという方はぜひカードショップへ!

BBM読売ジャイアンツベースボールカード2019
ベストカードは……COMBO CROSS FOIL SIGNING 上原浩治&阿部慎之助!

画像: CCFS2 上原浩治&阿部慎之助

CCFS2 上原浩治&阿部慎之助

 豊富なインサートカードの数々が楽しいジャイアンツカード。例年、何らかの新趣向を取り入れてきましたが、今年版で新たに投入されたのが「COMBO CROSS FOIL SIGNING」です。

 元々は2年前、「1stバージョン」や「2ndバージョン」などで限定封入されるクロスサインのスペシャル版と同仕様のホロ紙で箔サインカードを制作した「CROSS FOIL SIGNING」としてスタートしたのが始まりで、それをさらに進化させてみました。

 使用している紙も「GIANTS PRIDE」などで根強い人気のある花火柄を採用したことで、よりゴジャースな仕上がりになっています。今回は原辰徳&丸佳浩、上原浩治&阿部慎之助、坂本勇人&吉川尚輝の3種をラインアップしましたが、マイベストは、今季から阿部選手が捕手に復帰したことで実現できた上原&阿部の往年の名バッテリーコンボ。

 上原選手がカード発売直前の5月20日に引退を発表したこともあり、より思い出深い1枚です。しかも、阿部選手がカード発売直後の6月1日の400号本塁打を達成し、より貴重なカードになったと思います。15枚限定とかなりレアですが、ゲットできたら大切なコレクションしていただければと思います。

こだわりの1枚!

〈GIANTS PRIDE 2019 岩隈久志、吉川尚輝〉

「こだわりの1枚」ながら2枚を掲載したのには理由があります。

 ジャイアンツカード名物と言えば、やはり「GIANTS PRIDE」でしょう。2008年から登場してすでに11年目、毎年趣向を凝らしたデザインで楽しませてくれています。基本的にカードで使用する写真はすべてベースボール・マガジン社のカメラマンが撮影したものですが、この「GIANTS PRIDE」シリーズだけは巨人軍から提供を受け、制作しています。

 今年の写真を初めて見たとき、頭を悩ませました。1枚、1枚の写真自体にかなり細かいデザインが施されていたのです。インサートカードで使用する場合、通常は銀色や金色に光る紙で制作しますが、この時、光らせて紙地を生かす部分と、光らせないで写真をくっきり出す部分を分ける必要があります。今年のデザインは、選手写真の上にも色の着いた柄がのっており、これはこれですごくカッコいいのですが、インサートカードで使用する場合、実は厄介な問題になってくるのです。

 例えば、選手のシルエットは光らせずに写真をきれいに出し、その周囲の背景部分は紙の色を透けさせて光るようにしようとします。その時、選手の上にもデザイン柄がのっていると、体のシルエット部分とその周囲で光らせ方が違うので、柄の見える濃さが変わってしまい、不自然な見え方になってしまうのです。

 しかも今年は、選手によって背景柄の濃淡も大きく異なっていたので、濃い色使いの選手(岩隈選手など)と薄い色使いの選手(吉川尚選手など)では、光る紙で印刷したときの見え方がまるで違ってきてしまいます。そのため、実際に光る紙に印刷した色校正でチェックする際には、光らせて紙地を生かす部分と、光らせないで写真をくっきり出す部分のパターン分けをいくつか試してみて、その中から一番自然に見えるものを採用したのです。

 そのパターン分けも、シンプルに選手のシルエットで光る部分と光らせない部分を分けたもの、選手と背景の境界をグラデーションでなじませたもの、背景の透け方を少し抑えめにしたものなどなど、考えうる限りのパターンを試してみました。

 それらの中から選ばれたベストの選択が、皆さんがいま手にしている1枚、1枚になります。デザイナーの苦労の一端を分かっていただけると幸いです。

画像: GP05 岩隈久志

GP05 岩隈久志

画像: GP09 吉川尚輝

GP09 吉川尚輝

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BBM埼玉西武ライオンズベースボールカード2019
ベストカードは……1of1直筆サインカード 山川穂高!

画像: 1of1直筆サインカード 山川穂高

1of1直筆サインカード 山川穂高

 今シーズンも開幕から豪快な一発を量産し、すでに30本に到達、昨年の二冠王(本塁打、打点)がフロックでないことを証明した山川穂高。球界随一のスラッガーである彼のサインカードは、西武ファンだけでなくプロ野球カードファン全体からも注目されているのではないでしょうか。

 今回、西武のシルバー直筆サインカード、1of1直筆サインカードは特徴的なデザインを採用しました。カードが縦にデザインされている場合、一般的には真ん中より下の位置にサインが入りますが、これを上半分に配置してみました。また、多くの場合、どちらかといえば控えめに掲載することの多い背番号とポジションもサインの左に大きく目立つ形で配置しています。写真も、西武チームパックの中では唯一となる異なる写真の2枚使いとなっているのです。

 比類なき長打力を備えたバッターの1of1直筆サインカードで、さらにデザインも個性が強い。そんな突き抜けた点から、ベストカードに選びました。

こだわりの1枚!

〈No Way Back 中村剛也〉

 チームパックだからこそ、チーム名にちなんだカードも作りたいと常に考えているのですが、今年はシンプル・イズ・ベストで、西武だけに獅子の勇ましい表情を背景にするインサートカードを作りました。これはチームの主力9選手で構成していて、昨年のリーグ制覇から後退できない、という意味を込めて「No Way Back」のタイトルにしました。

 ライオンの表情写真は、選手の写真の邪魔にならないよう透過させていますが、目の部分だけは赤が強調され、その存在感がしっかり伝わっていると思います。負けずに選手の表情もしっかり分かるようにと、ひざから上の部分を掲載するトリミングにしています。

 当然のごとく選手第一なので、ライオンの顔の一部は選手の写真と重なっています。その分、裏面では選手の写真の大きさを調整することで、ライオンの顔全体が分かるようにデザインしているところにも、こだわりがあるのです。

画像: NW7 中村剛也

NW7 中村剛也

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(次回はタイガース&バファローズ)


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