『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019』は11月23日、24日に第16節が行なわれた。EASTでは、首位の青森山田高校が清水エスパルスユースを下し、2位の柏レイソルU-18に勝ち点6差をつけた。残り2試合となって、青森山田高校がEAST優勝に王手をかけた。WESTでは、首位の名古屋グランパスU-18がヴィッセル神戸U-18に5得点の快勝。勝ち点8差で2位につけるガンバ大阪ユースが明日(11月27日)行なうWEST第15節(未消化試合)で引き分け以下に終わると名古屋の優勝が決まる。
 ここでは、「今節のピックアップ・ゲーム」として、EASTから青森山田高校×清水エスパルスユース、WESTからセレッソ大阪U-18×ガンバ大阪ユースを紹介する。

上のメイン写真=EASTでは青森山田高校と清水エスパルスユースが対戦。青森山田は3-2と1点差に詰め寄られていた83分、金賢祐(14)が大きな4点目を挙げた (C)JFAnews/SMD

EAST Pick Up Game 青森山田高校 4-2 清水エスパルスユース

画像: 2ゴールを奪った主将の武田英寿(10)は「僕の2点目はダブルタッチで相手をかわしたあとにコースが空いているのが見えたので(ミドルシュートを)狙いました。イメージ通りのコースに打てました」と自身の2点目について語った (C)JFAnews/SMD

2ゴールを奪った主将の武田英寿(10)は「僕の2点目はダブルタッチで相手をかわしたあとにコースが空いているのが見えたので(ミドルシュートを)狙いました。イメージ通りのコースに打てました」と自身の2点目について語った (C)JFAnews/SMD

画像: 3点のビハインドから反撃の1点目を決めた清水エスパルスユースの千葉寛汰(30)は「(自身の得点は)相手ディフェンダーが前に強い分だけ背後に弱いというのは分かっていました。背後を取っていこうと思い、そこに良いボールが来てゴールになりました」と振り返った (C)JFAnews/SMD

3点のビハインドから反撃の1点目を決めた清水エスパルスユースの千葉寛汰(30)は「(自身の得点は)相手ディフェンダーが前に強い分だけ背後に弱いというのは分かっていました。背後を取っていこうと思い、そこに良いボールが来てゴールになりました」と振り返った (C)JFAnews/SMD

<指導者コメント>

黒田剛・監督(青森山田高校)
「3-0にするまでは完璧でした。ただ、前半最後の失点は余計でしたし、後半最初の失点も問題でした。チームとしてやれなかったというより、個人の問題が大きい失点だったので、そこはあらためて注意させたいと思っています。ただ、1点差にされたあとで持ち直せたのは良かったですね。プレミアリーグで勝てなかった5試合は、アディショナルタイムでの失点が3試合もありました。その点を選手に意識させた成果も出せたと思います」

平岡宏章・監督(清水エスパルスユース)
「青森山田高校さんのやりたいことを余りにも簡単にやられてしまった試合でした。市立船橋高校さんや流通経済大学付属柏高校さんと対戦したときもそうだったのですが、高体連のチームがつくるアウェーの雰囲気に飲まれてしまう選手が多くいるのは本当に大きな課題です。2点を返すまでは良かったですが、そのあとで青森山田さんが堅く来る中でこじ開けることができませんでした」

WEST  Pick Up Game セレッソ大阪U-18 1-1 ガンバ大阪ユース

画像: WESTではセレッソ大阪U-18とガンバ大阪ユースが対戦。U-18日本代表のセレッソ大阪U-18・西尾隆矢(33)がタッチライン際をドリブルで前進 (C)JFAnews/SMD

WESTではセレッソ大阪U-18とガンバ大阪ユースが対戦。U-18日本代表のセレッソ大阪U-18・西尾隆矢(33)がタッチライン際をドリブルで前進 (C)JFAnews/SMD

画像: 「狙い通りの形で先制点を奪えたのは良かったのですが、後半は前からボールを奪いに来た相手を恐れてロングボールを蹴り過ぎてしまったのが反省点です。ボランチの僕がボールをもっと引き出してさばけていれば、また違った試合展開になったと思います」と優勝を争う上で痛い引き分けになったことを悔やんだガンバ大阪ユースの食野壮磨(10) (C)JFAnews/SMD

「狙い通りの形で先制点を奪えたのは良かったのですが、後半は前からボールを奪いに来た相手を恐れてロングボールを蹴り過ぎてしまったのが反省点です。ボランチの僕がボールをもっと引き出してさばけていれば、また違った試合展開になったと思います」と優勝を争う上で痛い引き分けになったことを悔やんだガンバ大阪ユースの食野壮磨(10) (C)JFAnews/SMD

<指導者コメント>

海本慶治・監督(セレッソ大阪U-18)
「試合前はどこで優位性をつくるかなど組み立てに関しての指示を送りましたが、前半はボールをもらうことを怖がっているように感じました。後半は修正し、サイドの幅を使いながら中を攻めることができましたが、逆転はできませんでした。ゴール前での精度を欠くのは年間を通じての課題です。まだ残留争いは続きますが、3年生の気持ちだけでなく、下級生や来年から入ってくる選手のためにもプレミアリーグの舞台を守ってあげたいです」

島田貴裕・監督(ガンバ大阪ユース)
「後半は後ろからボールをもっと運びたかったのですが、蹴るばかりになってしまったのが悔やまれます。相手が前がかりになれば背後が空いてくるので、スペースを利用すれば前からの圧力も減らせます。プレッシャーをかけられたときに背後を意識させながら、つなげられるようになるのが最も良い方法です。どちらか一辺倒になりがちなので、状況をうまく見極めながらプレーできるようになってほしいです。(首位の)名古屋グランパスさんの結果次第ではありますが、私たちは「最後まで優勝の可能性がある限り、頑張ろう」と話しています。勝ち続けて、最後にJユースカップの決勝で敗れたグランパスさんにリベンジするのが、今のモチベーションです」

第16節 試合結果

<EAST>

青森山田高校
4-2
清水エスパルスユース

浦和レッドダイヤモンズユース
1-1
流通経済大学付属柏高校

柏レイソルU-18
0-0
大宮アルディージャU18

尚志高校
1-1
ジュビロ磐田U-18

鹿島アントラーズユース
1-2
市立船橋高校

<WEST>

セレッソ大阪U-18
1-1
ガンバ大阪ユース

愛媛FC U-18
2-1
アビスパ福岡U-18

名古屋グランパスU-18
5-2
ヴィッセル神戸U-18

東福岡高校
1-2
大津高校

京都サンガF.C. U-18
1-3
サンフレッチェ広島F.Cユース

順位表(11月24日現在)

画像1: 順位表(11月24日現在)
画像2: 順位表(11月24日現在)

出場チーム

<EAST>

青森山田高校(青森県)、尚志高校(福島県)、鹿島アントラーズユース(茨城県)、浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉県)、大宮アルディージャU18(埼玉県)、市立船橋高校(千葉県)、柏レイソルU-18(千葉県)、流通経済大学付属柏高校(千葉県)、清水エスパルスユース(静岡県)、ジュビロ磐田U-18(静岡県)

<WEST>

名古屋グランパスU-18(愛知県)、京都サンガF.C. U-18(京都府)、ガンバ大阪ユース(大阪府)、セレッソ大阪U-18(大阪府)、ヴィッセル神戸U-18(兵庫県)、サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県)、愛媛FC U-18(愛媛県)、アビスパ福岡U-18(福岡県)、東福岡高校(福岡県)、大津高校(熊本県)

大会方式

出場20チームをEAST/WESTで10チームずつに分け、それぞれホーム&アウェー方式の総当たり戦(18試合)を実施する。EAST/WESTそれぞれの優勝チームは、ファイナル出場権を獲得する。 また、EAST/WESTそれぞれの下位2チームは、2020年度のプリンスリーグへ自動降格する。 2019年度プリンスリーグの上位16チームはプレミアリーグプレーオフへの出場資格を獲得し、勝利した4チームが2020年度のプレミアリーグ出場権を獲得する

大会日程

4月6日(土)~12月8日(日)、全18節
【ファイナル】12月15日(日)
【プレーオフ】12月13日(金)・15日(日)

(情報提供:日本サッカー協会)
プレミアリーグ トップページURL http://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2019/

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