8月4日(日)から8日(木)までの5日間、沖縄県・タピック県総ひやごんスタジアムにて開催される南部九州総体(インターハイ)陸上競技、最終日の8日(木)は、高校新記録誕生の予感!

※写真上=男子110mHの高校記録更新の期待がかかる村竹
撮影/菅原 淳(陸上競技マガジン)

 大会最終日は高校記録誕生が期待される男子110mHと3000mSCをはじめ、9種目の決勝が行われる。

 110mHは昨年8位の村竹ラシッド(松戸国際高3年・千葉)が、南関東大会で高校記録に0秒08まで迫る歴代3位タイの13秒91(-0.1)と快走。向かい風にも強く、条件に恵まれなくても好記録を出す力がある。近畿大会で高校歴代6位、高2歴代2位の13秒97(+0.9)をマークした藤原孝博(洛南高・京都)、7月に高2歴代3位の14秒02(+2.0)に伸ばした近藤翠月(新潟産大附高・新潟)もおり、初の13秒台対決になる可能性は十分。昨年4位の笹敦博(洛南高3年)、7月に14秒15(+0.1)の町亮汰(星稜高3年・石川)も有力だ。

 3000mSCはフィレモン・キプラガット(倉敷高3年・岡山)が、この種目初の3連覇に挑む。日本選手権で8分39秒37と高校記録を塗り替えた三浦龍司(洛南高3年)には、自身の記録更新と共に、キプラガットにどこまで付いて行くのか注目が集まる。

画像: 3000mSCで高校記録を更新し続ける三浦。果たしてインターハイでは? 撮影/早浪章弘(陸上競技マガジン)

3000mSCで高校記録を更新し続ける三浦。果たしてインターハイでは?
撮影/早浪章弘(陸上競技マガジン)

 円盤投は藤原孝史朗(沖縄カトリック高3年・沖縄)が、南九州大会で高校歴代8位の53m57を投げてリスト1位に立っており、地元優勝に期待が高まる。昨年3位の鴨澤青海(宇治山田商高3年・三重)、51m97の自己記録を持つ執行大地(市尼崎高3年・兵庫)らがライバルだ。走高跳は、7月に2m18を跳んでリスト1位の江頭亮(大塚高3年・大阪)がアベレージも高い。

 女子三段跳は今年から予選がなくなり、一発決勝に。走幅跳との二冠に挑む中津川亜月(浜松市立高3年・静岡)が、東海大会で12m59(-0.8)を跳んでリード。100mHは13秒6台の古西清乃(京都橘高3年・京都)、手塚麻衣(高岡南高3年・富山)、島野真生(東京高3年・東京)の争い。3000mはバイレ・シンシア(神村学園高2年・鹿児島)ら留学生4人が8分台の自己記録を持つ。

 フィナーレを飾る男女4×400mRは、盛り上がること間違いなし。先に行われる女子は、400m53秒台の髙島咲季と川崎夏実(共に3年)を擁する相洋高(神奈川)が連覇に挑む。学校記録の3分39秒90を超え、38秒台を狙えそうだ。相洋高はクレイ・アーロン竜波(3年)をアンカーに据える男子も初優勝への好機。3年前に3分8秒台の激闘を繰り広げた洛南高との再戦を制し、この種目初のアベックVを達成したい。

 元号が「令和」となって初めてのインターハイは、どんな結末を迎えるのか。

文/石井安里

陸上競技マガジン 2019年8月号


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