10月12日、オーストリア・ウィーンにて、2016年リオ五輪王者で男子マラソンの世界記録保持者、エリウド・キプチョゲ(ケニア)がフルマラソン2時間切りを目的とした特設レースで1時間59分40秒2をマーク。ほぼ直線が占めるコースなど国際陸上競技連盟が公認するレースにはならなかったが、人類史上初めて2時間切りを果たした。

※写真上/いくら特設レースとはいえ、1km2分48~52秒ペースで42.195kmを走り切ることは、キプチョゲ以外いなかったかもしれない(写真は今年4月のロンドンマラソン)
撮影/Getty Images

 レースでは、日本の村山紘太(旭化成)を含む41名のペースメーカーとぺースのリズムを地面に照射するレーザーなども用いながらキプチョゲの偉業挑戦をサポート。1km単位のラップは2分48~50秒を維持し続け、2時間突破を目指していった。

 レース後、キプチョゲは「私は2時間切りを初めて果たした世界一幸せな男だと思うし、人間には限界なんてないことを、みんなに言いたい」と喜びを表した。

 キプチョゲが保持する公認の世界記録は2018年に樹立した2時間01分39秒だが、2年前には今回と同様に2時間切りを目的とした特設レースに挑戦したが、そのときは2時間00分25秒だった。

 以下、今回の5kmごとの通過タイムとラップ。

キプチョゲの2時間切り
「通過タイムと5kmラップ」

5km  14:10
10km  28:20(14:10)
15km  42:34(14:14)
20km  56:47(14:13)
25km 1:10:59(14:12)
30km 1:25:11(14:12)
35km 1:39:23(14:12)
40km 1:53:36(14:13)
42km 1:59:40(06:04)
※ハーフは59:52

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