昨年のドーハ世界選手権男子走幅跳で日本人初の入賞(8位)を果たした橋岡優輝(日本大4年)が、オンラインでのスペシャルトークセッションを実施。事前公募で選ばれた3名のファンの方との交流を図った。

(メイン写真キャプ)
写真上=オンラインでのファンとの交流は新鮮な経験だったという橋岡
撮影/中野英聡(陸上競技マガジン)

 橋岡は昨年の世界選手権後、さらなる高みを目指すべく、冬期練習に突入。特に橋岡が重きを置く助走についてはそのスピードを高める強化を進めてきた。2月には世界のトップレベルの選手が出場するヨーロッパでの室内大会にも出場し、技術練習をそれほど行っていない時期ながら8m超の記録をマークするなど、新シーズンに向け、順調な仕上がりを見せていた。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による東京五輪開催の1年延期が決定。

「(決定前から)そうなるかもしれないという思いはありましたが、それまでは通常どおり練習を行っていました。延期となったことは残念ですが、まだ世界で戦うには足りない部分はあるので、強化する時間が増えたと思ってやっていくつもりです」

 4月に緊急事態宣言が出されて以降は、自宅周辺で3蜜を避け、工夫をこらしながら「できる範囲で練習しています」という。

 そのような状況のなか、橋岡は今年からマネジメント契約を結ぶUDN SPORTS所属のトップアスリートの一員として、同事務所の社会貢献活動「#つなぐ」プロジェクトに参加。このプロジェクトの一環であるアスリートたちから発案された「#つなぐトーク」と題した企画は、新型コロナウイルス禍におけるソーシャルディスタンス(社会的距離)が叫ばれるなか、人と人とのつながりを強めることを目的としたもので、選手1名とファン数名が参加する形式で、5月上旬から継続して行われている。

 橋岡のトークセッションには、大学1年生のもえかさん(高校時代は競歩選手、大学では陸上部のマネジャー)、さゆかさん(専門種目は三段跳)、高校1年生のなつきさん(専門種目は走幅跳)の3名が参加し、橋岡は3名からのさまざまな質問に答える一方、逆質問するなど、約40分間の楽しい時間を過ごした。

画像: トークセッションの前半は緊張ぎみだったが、時間が経つにつれ、和やかな雰囲気に 写真提供:UDN SPORTS

トークセッションの前半は緊張ぎみだったが、時間が経つにつれ、和やかな雰囲気に
写真提供:UDN SPORTS

 橋岡はトークセッションについて「まだまだ慣れない部分もあります」とは言うものの、「誰もが特殊な状況のなか自宅で長い時間を過ごしているので、気持ちが沈みがちになると思うのですが、こうしてアスリートと応援してくれる方々と接する機会があるというのは、自分にとっても、参加してくれた方々にとっても良いことではないかと思います」と、振り返った。また、橋岡は本プロジェクトの活動として自身の出身地である埼玉県に他のアスリートと共にマスク1万枚などを寄贈している。

 5月31日には同じマネジメント会社所属する男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大)が「#つなぐトーク」を実施する予定だ。

構成◎編集部

おすすめ記事

陸上競技マガジン 2020年6月号


This article is a sponsored article by
''.