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2019-11-25

【アメフト】立命館宇治が関西学高を破り 2年連続4回目のクリスマスボウルへ

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第50回全国高校アメリカンフットボール大会準決勝が11月24日(日)吹田市万博記念競技場で行われ立命館宇治高校(京都1位)が関西学院高等部(兵庫1位)を27-26で破り全国大会決勝クリスマスボウルへ勝ち進んだ(2年連続4回目)決勝の対戦相手は前日11月23日(土)に準決勝を勝ち上がっている佼成学園(東京1位)、12月22日(日)13時から横浜スタジアムで開催される。

上の写真:先制のTDパスをレシーブし雄叫びをあげる立命館宇治主将TE山下憂 写真:佐藤誠

立命館宇治が2つのインターセプトからの攻撃をいづれも得点に繋げる 

 立命館宇治のキックオフ、関学のレシーブで試合が開始された。立命館宇治はラインバッカー(LB)伊藤龍馬のインターセプトで得た撃権をクォーターバック(QB)庭山大空から主将タイトエンド(TE)山下憂への9ヤードタッチダウン(TD)パスに繋げて先制した(キック成功:7-0)。

ラン・パスで立命館宇治攻撃を率いたQB庭山大空 写真:佐藤誠

 続く関学高の攻撃を立命館宇治のコーナーバック(CB)小林一聡がインターセプトし、再び立命館宇治の攻撃となった。立命館宇治はゴール前まで攻め込んだが、関学高守備が粘り、フォースダウンに追い込まれた。立命館宇治はフィールドゴール(FG)でなくスペシャルプレーを選択、ワイドレシーバー(WR)関口温暉からQB庭山大空への2ヤードTDパスが通り追加点を奪う(キック失敗:13-0)。

 第2クォーター(Q)、関学はQB前島仁の55ヤードTDランで得点した。しかし、立命館宇治のパントリターナー(PR)関口温暉にパントリターンTD(2点ラン失敗)を許し、立命館宇治が19-7として前半を終える。

2Q、立命館宇治PR関口温暉が75ヤードパントリターンTD 写真:佐藤誠

一進一退の後半、試合はクロスゲームへ 

 3Q、関学高はRB澤井尋の2ヤードTDラン(キック成功)で追い上げを開始すると、QB前島仁がフィールドを縦横無尽に切り裂く24ヤードTDランで20-19と逆転に成功した(2点コンバージョンはパス失敗)。

3Q、関学主将QB前島仁が24ヤード逆転TDラン 写真:佐藤誠

 返す立命館宇治は3Qから4Qにまたがるオフェンスドライブの8プレーすべてをランで完徹、最後はRB村上太地が3ヤードをねじ込み再逆転のTD(2点パス成功)、27−20と再びリードを奪った。

4Q、立命館宇治RB村上太地が3ヤード再逆転TDラン 写真:佐藤誠

 関学高はQB前島仁のこの試合3つ目となる28ヤードTDランで27-26と1点差に詰め寄ったが、トライフォーポイント(TFP)のキックを失敗し、同点に追いつけない。オンサイドキックのボールも立命館宇治の小林一聡の胸に収まり万事休す、クロスゲームを立命館宇治が制した。

クリスマスボウルへの出場を決めてビクトリーフラワーを咲かせる立命館宇治オフェンス陣 写真:佐藤誠

準決勝を制し記念写真におさまる立命館宇治の選手、スタッフ 写真:佐藤誠

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