愛知県安城市で開催された全日本大学女子ソフトボール選手権(インカレ)は9月2日に最終日を迎えた。昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦は、日本体育大(東京)が逆転で園田学園女子大(兵庫)に勝利し、2年連続20度目の優勝を果たした。
※写真上=仲間の手によって宙に舞う日本体育大の主将・安川裕美
写真◎井田新輔(ソフトボール・マガジン編集部)
先手を取ったのは園田学園女子大。1回、先頭打者の下村歩実が安打で出塁すると、二死二塁から四番・下山絵理が二塁打を放ち1点を先制。2回には足を絡めた攻撃でチャンスをつくり、服部洋代の適時打でリードを広げた。
日本体育大は3回、二死二塁から四番・木原菜々子が二塁打を放ち1点差に詰め寄ると、続く4回には死球と内野安打で一死満塁とし、失策を絡めて3点を奪い逆転に成功。5回にも六番・安川裕美が二塁打を放つと、テンポラリーランナーの角野杏がすかさず三盗。捕手からの送球が乱れる間に角野は本塁を陥れ、さらに1点を追加する。
日本体育大の先発・長谷川鈴夏は3回以降、本領を発揮。6回まで相手打線を無安打に封じる好投を見せる。園田学園女子大は最終回に2安打を放ち意地を見せるがあと一歩及ばず、日本体育大が二連覇を達成した。
文=新田あつし
激闘が続いた今大会の詳細は、ソフトボール・マガジン11月号(9月24日発売)でお伝えします!
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