今夏の甲子園に出場した選手たちを中心に構成され、9月に宮崎で開催されたU-18アジア野球選手権大会で3位となった高校日本代表を相手に好投を演じた右腕が静かにドラフトの時を待っている。
写真/ベースボール・クリニック
8月31日、宮崎県高校選抜の投手として高校日本代表と対峙した戸郷翔征(聖心ウルスラ)が5回1/3を投げて9奪三振。ドラフト1位候補とされる大阪桐蔭の根尾昂、藤原恭大、報徳学園の小園海斗のバットに空を切らせた。
右のスリークオーターから投げ込む直球の最速は149キロで、スライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップを精度高く操る。
甲子園には2年夏に出場。1回戦の早稲田佐賀(佐賀)戦では、9回140球を投げて被安打8、2四死球、11奪三振、失点2(自責点1)で聖心ウルスラの甲子園初勝利に貢献した。
中学時代は軟式でプレー。変則的なスリークオーターは当時から変わらぬまま。指導に当たった同校の近藤洋次部長によると、腕が伸び切ったまま右手が上がる独特のテークバックに改善の必要性を感じ、林昌勇(元・ヤクルト、現・KIA)や十亀剣(現・西武)を参考に修正を施そうとしたものの、ムリな変更が戸郷の長所まで消す恐れがあり断念。そこで新たな視点でフォームの参考になりそうな投手を探して行き当たったのが中日の田島慎二だった。
多くのスリークオーターやサイドスローの投手が見せるヒジでリードする腕の使い方ではなく、手が先行する腕の使い方が戸郷にマッチ。184センチの長身と長い手足を生かしたフォームが固まった。
戸郷翔征/とごう・しょうせい
2000年4月4日生まれ。宮崎県・都城市立妻ケ丘中出身。184cm70kg。右投右打。
2022-06-20
【陸上】全日中四種競技王者で400mH高校歴代7位タイの紺野稜真(九里学園高)が東北高校総体で50秒台前半V、3年ぶりの全国制覇、ハードル2冠を目指す
2022-06-19
【展望】競泳世界選手権/2日目 予選から注目選手続々
2022-06-11
【ボクシング】井上尚弥がリング誌選定の全階級最強ランキング1位に!
2022-06-12
【陸上】8種目10名が日本選手権でオレゴン世界選手権代表に内定
2022-05-24
佐々木朗希、無傷の4勝目!【BBMフォトギャラリー102】
2022-05-05
スムーズなライド感が、さらに進化した! 「ナイキ エア ズーム ペガサス39」
2022-06-20
【陸上】全日中四種競技王者で400mH高校歴代7位タイの紺野稜真(九里学園高)が東北高校総体で50秒台前半V、3年ぶりの全国制覇、ハードル2冠を目指す
2022-06-19
【展望】競泳世界選手権/2日目 予選から注目選手続々
2022-06-11
【ボクシング】井上尚弥がリング誌選定の全階級最強ランキング1位に!
2022-06-12
【陸上】8種目10名が日本選手権でオレゴン世界選手権代表に内定
2022-05-24
佐々木朗希、無傷の4勝目!【BBMフォトギャラリー102】
2022-05-05
スムーズなライド感が、さらに進化した! 「ナイキ エア ズーム ペガサス39」