岡野祐一郎[東芝]
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おかの・ゆういちろう/1994年4月16日生まれ。宮城県出身。180cm85kg。右投右打。聖光学院高(福島)-青山学院大-東芝。小3から捕手として軟式野球を始め、小5から投手。中学時代は石巻中央シニアに所属し、控え投手。高校では2年秋からエースとなり福島大会優勝、東北大会準優勝で3年春にセンバツ出場(2回戦敗退)。3年夏にも甲子園出場(2回戦敗退)を果たし、大会後には18U世界選手権の日本代表に選ばれた。大学では1年春から東都1部リーグに登板し、2年春から先発の柱。3年時からは2部リーグでプレーし、4年春に優勝。2017年に東芝へ入社。新人ながら主戦格となり、都市対抗では2試合に先発して4強入り。日本選手権でも8強入りに貢献した。18年も都市対抗のトヨタ自動車東日本戦に先発し、6回1失点で勝利投手。第18回アジア競技大会の日本代表にも選出され、2試合に登板、無失点の好投を見せた。最速148㌔の速球と多彩な変化球、巧みな投球術が持ち味。
※写真上=岡野祐一郎投手[東芝]
写真◎ベースボール・クリニック
〈握り方のポイント〉
人さし指と中指の2本を縫い目にピッタリと沿わせる。2本の指の第一関節と第二関節の4カ所で球をしっかり固定するが、力強く握るというよりも引っ掛けているという感覚。
なお、高校までは残り3本の指で球の横を支えていたが、親指も縫い目に掛ける握りに変えたことでキレが増したという。
〈投げ方のポイント〉
リリースでは球が抜けないように手首を真っすぐ立てて、上から少しかぶせるようにタテに強くたたいていくことが大事。
決め球のときには捕手のヒザを目掛けて、ホームベースの奥の角にワンバウンドさせるくらいがちょうどいい。カウント球のときには捕手のミットを目掛けると、低めのストライクゾーンに落ちる。
〈使い方のポイント〉
握り方を変えたことで軌道もより直球に近くなり、打者の空振りを誘うことができる。打者がフォークを意識することでほかの球種も生きてくる。カウント球としても有効。
気をつけたいのが、ストライクを欲しがったり、しっかり落とそうと力んだりして、中途半端なスピードと回転で打ちごろの直球のようになってしまうこと。直球と同じようにしっかりと腕を振ることが大切。
ストレート
スライダー
カットボール
チェンジアップ
シュート
文◎ベースボール・クリニック編集部
(この記事はベースボール・クリニック2018年3月号掲載『球道自在』の内容を再編集したものです)
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