堀 誠[NTT東日本]
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ほり・まこと/1995年2月27日生まれ。東京都出身。186cm82kg。右投右打。日本航空高(山梨)-立正大-NTT東日本。小1から投手として軟式野球を始める。中学時代は東京和泉シニアで1年時は内野手、2年時からは投手。高校では1年秋に三番手投手としてベンチ入りし、1年秋と2年夏に山梨大会準優勝、2年春は同3位。2年秋からはエースとなって同8強、3年夏は3回戦敗退。大学では1年春から東都二部リーグに登板。3年春から先発を務め、4年時には同期の黒木優太(現・オリックス)とともにドラフト注目投手となった。2017年にNTT東日本へ入社。1年目から先発の柱として公式戦登板を重ね、都市対抗では若獅子賞を受賞する活躍で優勝に導いた。さらに日本選手権では2勝を挙げ、4強入りに貢献。18年も都市対抗に出場。17年11月のアジアウインターリーグ、18年8月のアジア競技大会では日本代表に選出された。
※写真上=堀誠投手[NTT東日本]
写真◎ベースボール・クリニック



〈握り方のポイント〉
握り方は中指が縫い目に沿うようにし、親指も縫い目に掛けて2本で球を支える。人さし指は、回転を掛けようとし過ぎると力んで抜け球が多くなるため、浮かせるような感覚がちょうどいい。
縫い目の向きは写真のような方向だと、直球からも握り替えやすい。中指の握りは深めだが、強くはなく、指先に少し力が入っている程度。
〈投げ方のポイント〉
基本的に直球と同じように腕を振るが、リリース時は手首を少し内側に回し、小指の側面を本塁に向けた状態にし、中指と親指でタテ回転をかけるイメージ。
中指の側面全体で球を切り、真上に抜いていく感覚を持つ。「曲げよう」という意識が強いとフォームにも力みが生まれるため、力を抜いて投げる。
〈使い方のポイント〉
堀投手のカーブは変化量が大きく、フワッと上がってから落ちる軌道を描く。そのため、打者の目線を上げることができ、低めの球が生きてくる。
また、球速は100~105㌔で、常時140㌔前後の直球との球速差は30㌔以上あり、緩急の差で相手の重心をずらしてスイングを崩すことにも有効。
ストレート

スライダー

カットボール

チェンジアップ

ツーシーム

文◎ベースボール・クリニック編集部
(この記事はベースボール・クリニック2018年2月号掲載『球道自在』の内容を再編集したものです)
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