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2020-11-18

【アメフト】米TSLが新型コロナ拡大でシーズン中止 佐藤と近江は「機会に感謝」

COVID-19 の影響で中止となったことを告知するTSLの声明=TSLの公式Twitterから

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アメリカンフットボールの、米国育成プロリーグ「The Spring League(TSL)」が、現地時間11月17日夜(日本時間11月18日朝)、リーグ最終戦となる第4週を前にして、シーズンが中止となった。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響によるもので、TSLは、ツイッターなど、SNSの公式アカウントで発表した。

Upon the return of the COVID-19 results from yesterday's testing.
The Spring League has concluded that it will not be possible to proceed either of our scheduled Week 4 games.
As the cases of Coronavirus continue to surge nationality,we believe  it is the best interest of the health and safety of our players,coaches,and staff to conclude the regular season at TSL2020.

「昨日戻ってきた、COVID-19の検査結果に基づいて、TSLは、第4週の試合を行うことはできないとの結論に至った。
コロナウイルスの感染が全米で急増していることから、選手、コーチ、スタッフの健康と安全のためにも、TSL2020でのレギュラーシーズンを終了することが最善の策であると考えいる」

 具体的な言及はないが、TSLの選手やコーチ、スタッフの中でもCOVID-19の陽性者が出ている可能性がある。

 TSLは2017年に始まった、NFLやカナダのプロフットボールCFLに選手を送り出すことを目指すプロ育成リーグ。当初4チームでスタートし、名前には「スプリング=春」とつけられているが、春だけでなく、夏や秋にも試合やスクリーメージを開催してきた。今春には、TSLの選抜チームが、テキサス州ダラス近郊で日本代表と対戦した。

 この秋、チーム数を1チーム32人の6チームに拡大し、本格的なリーグ戦形式を採用した。テキサス州サンアントニオのアラモドームの一ヵ所集中開催方式で、第4週までリーグ戦、最終週に王者決定戦を行う予定だった。約半数の試合が、米FOXテレビの系列スポーツ専門局で中継されていた。

 カレッジフットボールの元スター選手や、シーズンが中止となり今季の働き場所がないCFLの選手、XFLなどでプレーした選手も加わり、従来よりも高いレベルの試合を展開してきた。日本からは、IBMビッグブルーのWR近江克仁、K佐藤敏基が参戦していた。
 
アビエイターズに所属していた佐藤は、twitterに以下のように投稿した。


Thank you for inviting me to @thespringleague as an international player.It was really honored to be a part of Aviators.
Unfortunately week4 was canceled due to Covid, but never stop going forward.
「国際枠の選手として招待してくれたことを感謝しています。
アビエイターズの一員になれたことを本当に光栄に思います。残念ながら第4週はコロナのために中止になってしまいましたが、これからも前進し続けます」

アルファズ所属の近江は、Twitterに以下のように投稿した。


Thank you for inviting to this great opportunity as an international player. Unfortunately everything has been canceled due to COVID-19 but I’m truly proud of being able to be the Alphas. This was my first step to play in the states. I hope it will help me to go to the next step.
「国際枠の選手として、この素晴らしい機会に招いてくださり、感謝しています。残念ながらCOVID-19の影響で全てが中止になってしまいましたが、アルファズの一員になれたことを心から誇りに思います。これはアメリカでプレーするための最初の一歩でした。これをきっかけに次のステップに進むことができればと思っています」

    ◇

 米国では、本格的な冬の到来を前に、COVID-19の感染拡大に歯止めがかからない状況となってきている。11月9日に累計1000万人を超えたばかりの感染者が、11月17日にはおよそ1136万人、死者は24万6千人を超えた(いずれも米CDC=疾病予防管理センター調べ)。
 通常のシーズンよりも、3試合程度減らして実施しているカレッジフットボールでは、日程の余裕がなくなり、試合が延期ではなく中止に追い込まれるケースも増えている。

TSL・アビエイターズのK佐藤敏基=写真家の山本勝也さん撮影
TSL・アビエイターズのK佐藤敏基=写真家の山本勝也さん撮影


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