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2020-11-28

【NFL】レイブンズQBジャクソンがコロナ陽性でリザーブ入り 全勝スティーラーズと対戦目前で

新型コロナウィルス感染症の陽性と判定されたレイブンズのQB ジャクソン=photo by Getty Images

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 米プロフットボールNFLで、昨年のリーグMVP、ボルティモア・レイブンズのQBラマー・ジャクソンが、現地時間11月26日午後、新型コロナウィルス感染症(COVID-19 )の陽性判定を受けて、COVID-19リザーブリスト入りした。NFL.comなどが伝えた。26日に陽性が判明したレイブンズの4選手中1人がジャクソンだったという。
 レイブンズはスケジュール通りなら、11月26日のサンクスギビングデー(感謝祭)ゲームで、地区内のライバル、ピッツバーグ・スティーラーズと、スティーラーズのホームであるハインツフィールドで対戦する予定だった。
 しかし、月曜日の23日、主力RBのマーク・イングラムやJ.K.ドビンスが陽性判定を受け、DTのブランドン・ウィリアムズも濃厚接触の疑いで、リザーブ入りした。その後DEカライス・キャンベルら複数の選手とスタッフが陽性となり、NFLは26日・木曜日のゲームを29日・日曜日に延期していた。
 現在レイブンズは6勝4敗で地区3位。プレーオフ進出のために、1敗もしたくない状況だ。対するスティーラーズは、開幕から無敗の10連勝と波に乗っており、レイブンズにとっては最も厳しい状態で、ライバルと対戦することになる。

 現在、レイブンズはジャクソンを含む10選手がCOVID-19リザーブ入りしており、その内8選手がスターターで、インサイドOLのCマット・スクーラ、Gパトリック・メカリも含まれている。レイブンズが得意とする、QBとRBのランをベースにしたオフェンスに欠かすことのできない選手たちが多く、オフェンスコーディネーターのグレッグ・ローマンは、大きな難題を抱えてゲームに臨む。

 ジャクソンは陽性のため、少なくとも2試合は欠場することになるが、その間チームのQBは、ロバート・グリフィン3世(RG3)が務める。
 かってのスター選手で、レッドスキンズ時代はジャクソンと同じタイプのオフェンスでQBとして活躍したRG3だが、ここ数年は完全に控えとなっていて、先発出場はほとんどない。元々、膝が悪く先発の座を失ったRG3が、リーグ屈指のパスラッシュディフェンスを誇るスティーラーズにどう立ち向かうのか。
 また、レイブンズ選手間の感染拡大が金曜日以降も続くようなら、日曜日のゲームが開催されなくなる可能性もないとは言えない。そのような事態になった場合、ゲームを順延する日程的余裕はなく、NFLがどういう判断を下すのか、関心が集まっている。
 NCAAフットボールでは、感染拡大は防げず、順延ではなく試合中止が相次いでいる。

レイブンズ対スティーラーズ戦は、12月1日に再延期

 NFLは現地時間11月27日午後、11月29日・日曜日に行われる予定だったレイブンズ対スティーラーズ戦を、12月1日・火曜日午後8時開始(東部標準時間)に再延期すると発表した。この延期によっても、QBジャクソンは出場不可は変わらない。

  ジャクソンは今季が3年目。ルイビル大では、2016年に、ショットガンによるパス攻撃とQB/RBのオプションラン攻撃を組みわせたスプレッドオプションの名手として大学最優秀選手に贈られるハイズマントロフィーを受賞した。
 18年にドラフト1巡32位でレイブンズ入りしたが、レイブンズは、ジャクソンに合わせてオフェンススキームを変更。昨シーズンはそれが奏功して、総得点、トータルオフェンス、ランオフェンス、パスタッチダウン(TD)でリーグ1位となり、レギュラーシーズンは14勝2敗の好成績を挙げた。
 ジャクソンはパス3127ヤード、36TD(6インターセプト)、ラン1206ヤード、7TDと、NFL史上初めて、パス3000ヤード、ラン1000ヤードを同じシーズンで達成した選手となり、満票でリーグMVPに選出(史上2人目)されていた。

新型コロナウィルス感染症で陽性と判定されたレイブンズのQB ジャクソン=photo by Getty Images新型コロナウィルス感染症の陽性と判定されたレイブンズのQB ジャクソン=photo by Getty Images

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