3月19日、春のセンバツ第1日、第1試合、市呉対至学館。5回裏、至学館は五番・新美の中前打と六番・岩井の四球で無死一、二塁。ここで至学館・麻王監督は七番・三浦に代打・中根を送った。その初球、2人の走者がスタートを切ると、中根も打って出た。
至学館・麻王監督「代打はバントさせるつもりで送ったのですが、相手の内野陣がバントへの警戒が強い守備隊形を敷いていたので、オープンスペースが生まれると思い、ヒットエンドランに切り替えました。(市呉の)池田投手は制球が安定していたので、ストライクゾーンから大きく外れるボールはないと分かっていました」
打球が投ゴロとなり、チャンスは大きく広がらなかったが、一死二、三塁に状況は好転。八番・木村の一ゴロは前進守備を敷いていた市呉の近藤の正面に飛び、捕手に転送されて本塁タッチアウト。
至学館・麻王監督「木村は左投手に相性が良いので打たせましたが、三走の新美はゴロゴー。当たった瞬間にスタートを切るものです」
二死一、三塁となり、打者は九番・藤原。カウントが1ストライクとなったところで三走の岩井に代走・清水唯。すると次のボールで一走の木村がディレード気味にスタートし、成功させる。
至学館・麻王監督「捕手の二塁送球の高さを見て、三走が本塁を狙います。一走は二塁手前でストップです。送球してこなかったのが誤算です」
市呉・中村監督「三走を代えた時点でダブルスチール注意の指示を送りました。ムリをして墓穴を掘るプレーは避けたい。だからここも投げなかった」
その後、九番・藤原に2点適時左前打が出て至学館が3対2と逆転に成功。無死一、二塁からは1点を追う試合中盤に逆転を狙うためのヒットエンドランを選択。バッテリーにバントの頭があれば、大きく外すことはない場面。内野ゴロでも一死二、三塁。うまくいけば、大量得点が見込める好機をつくることが可能な作戦だ。
奇襲に思えるヒットエンドランだが、ストライクゾーンに確実にくる状況でサインを敢行できれば有効な策となる
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