米カレッジフットボールで、「最大のライバル対決」として知られる、ミシガン大学対オハイオ州立大学(共にBIG10カンファレンス)の1戦が、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の蔓延によって中止となった。現地12月9日に、ミシガン大が中止を発表した。The Game と称される伝統の対戦が行われないのは、1917年以来103年ぶり。毎年、レギュラーシーズンゲームの最終戦で対戦しており、今年は現地12月12日(日本時間12月13日)にオハイオ州立大のホームでの開催が予定されていた。
ミシガン大のアスレチックディレクター、ウォルデ・マニュエル氏は、「この7日間、COVID-19陽性反応者の数は上昇を続けている。現時点では練習参加を許可されていない。残念なことに、陽性者と濃厚接触者の隔離が必要なため、我々はチームをフィールドに出すことができない」と中止の理由を語った。ミシガン大は前週のメリーランド大学との1戦(12月5日)も、COVID-19のためにキャンセルとなっていた。
カレッジフットボールでは、同じ第15週に予定されていたノートルダム大対ウェイクフォレスト大(9月から延期)、オクラホマ大対ウェストバージニア大、パーデュー大対インディアナ大、テキサス大対カンザス大、シンシナティ大対タルサ大が中止となった。COVID-19の影響で、今季100試合以上が中止となったという。シーズン終了後のボウルゲームもすでに16の大会が中止となっている。
対戦相手のオハイオ州立大は、今季5戦全勝で、CFP(カレッジ・フットボール・プレーオフ)ランキングで全米4位につけているが、今季の試合中止は3試合目。レギュラーシーズンは5試合で終了となった。CFPは全米王者を決めるために4校を選出する仕組みだが、オハイオ州立大の場合は、所属カンファレンスのBIG10で優勝することが「暗黙の了解」として4校に選ばれる前提となる。

※2010年のオハイオ州立大は、シーズン後に、NCAA規則違反で勝敗をすべて取り消されたために、両校の対戦成績にもカウントされていない。

ミシガン大とのライバル対決で、オハイオ州立大が56-27で大勝。歓喜の選手たち=2019年11月30日、photo by Getty Images
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