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2020-12-15

【アメフト】オービック7年ぶり王座奪還、富士通の5連覇を阻止 ジャパンX ボウル

ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第1クオーター10分、オービックRB李卓が先制のタッチダウン=撮影:佐藤誠

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アメリカンフットボールのXリーグ王者を決める「第34回日本社会人選手権・ジャパンXボウル」が12月15日、東京ドームで行われ、8年連続12回目の出場の富士通フロンティアーズ(Aブロック1位)と4年ぶり11回目の出場のオービックシーガルズ(Bブロック1位)が対戦、オービックが富士通を破って最多更新となる9回目の王者に輝いた。オービックの優勝は2013年以来7年ぶり。富士通は史上初の5連覇を目差したが力及ばなかった。
オービックは、来年1月3日の日本選手権・ライスボウルで、学生王者の関西学院大学ファイターズと、日本一をかけて対戦する。

第34回日本社会人選手権・ジャパンXボウル(2020年12月15日、東京ドーム)
オービックシーガルズ○13-7●富士通フロンティアーズ

試合のMVPにはオービックのRB李卓が選ばれた。李卓はラン21回111ヤード、2TDを挙げる活躍だった。MIPには富士通のWR松井理己が選ばれた。

<試合経過>
第1クオーター、先制したのはオービック。富士通QBマイケルバードソンのパスをオービックDBブロンソン・ビーティ―がインターセプトして攻撃権を奪うと、QBジミー・ロックレイがWR西村有斗へのロングパスでゴール前に攻め込み、RB李卓がエンドゾーンに走り込んだ。
第2クオーター、オービックは李卓がこの日2本目のタッチダウン(TD)を決めたが、エクストラポイントは失敗し、13-0となった。追う富士通は同10分、WR松井がエンドゾーン奥でバードソンからの高いパスをキャッチしてTD、7-13として後半へ折り返した。
第3クオーター、オービックは李卓のランで攻め込んでフィールドゴールのチャンスを得るが、失敗。
第4クオーター、富士通は、7分にゴール前1ヤード、試合終了間際にはゴール前6ヤードと攻め込むが、いずれもオービックデイフェンスがTDを阻止。オービックがかろうじて逃げ切り、宿敵・富士通を倒した。


ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第1クオーター、オービックDBブロンソンが富士通QBバードソンのパスをインターセプト=撮影:佐藤誠
ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第1クオーター、オービックDBブロンソンが富士通QBバードソンのパスをインターセプト=撮影:佐藤誠


ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第2クオーター10分、富士通WR松井がタッチダウンパスをキャッチ、座り込むマンツーマンカバーのオービックDB藤本=撮影:佐藤誠

ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第2クオーター10分、富士通WR松井がタッチダウンパスをキャッチ、座り込むマンツーマンカバーのオービックDB藤本=撮影:佐藤誠


ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第3クオーター、オービックK山崎のFGトライにプレッシャーをかけて失敗に追い込む富士通ディフェンス陣=撮影:佐藤誠ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第3クオーター、オービックK山崎のFGトライにプレッシャーをかけて失敗に追い込む富士通ディフェンス陣=撮影:佐藤誠

ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第4クオーター、試合最後のプレーで富士通QBバードソンのパスをオービックDB久保がカット。うぃにんぐボールを掲げる久保=撮影:佐藤誠
ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】第4クオーター、試合最後のプレーで富士通QBバードソンのパスをオービックDB久保がカット。ウィニングボールを掲げる久保=撮影:佐藤誠


ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】ゲームMVPに選ばれたオービックRB李卓=撮影:佐藤誠
ジャパンXボウル【オービック vs 富士通】ゲームMVPに選ばれたオービックRB李卓=撮影:佐藤誠

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