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2020-12-16

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【ボクシング】冷静すぎる22歳。新チャンピオン中谷潤人の素顔に迫る

待望のWBOベルトを巻いた中谷潤人

2020年、国内最初の男子世界戦となった11月6日のWBOフライ級王座決定戦で、同級1位ジーメル・マグラモ(フィリピン)を鮮やかにKOした中谷潤人(M.T)。中学1年で始めたボクシングの夢をついに叶えたが、悲願のタイトルマッチはコロナ禍で4月、8月と延期され、苦難の末に実現したチャンスだった。その間、一度もくじけることなく練習に専念してきた22歳は、どんな素顔の持ち主なのか? 

いつも誠実な態度を崩さず、年齢に似合わぬ落ち着きをたたえている中谷だが、世界タイトル獲得の瞬間も喜びを爆発させることはなかった。そのとき頭によぎっていたのは、どんなことだったのか。一途に世界の王座を求め続け、ついにその地点に立っても、気持ちはまだ満たされていない。すべてをボクシングに捧げ、「練習を休むと落ち着かないんです」という“超”のつくほど真面目な新チャンピオンは、いま何を思い、これからどこへ向かおうとしているのか。ボクシング・マガジン1月号では、ロングインタビューでその実像に迫った。

写真/馬場高志

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