2月5日、都内・千代田区のホテルグランドパレスにて、NOAH2・12武道館大会における丸藤正道&秋山準vs清宮海斗&稲村愛輝の会見がおこなわれた。
2019年9月以来1年5カ月ぶりとなる古巣NOAH参戦となる秋山は「久しぶりにNOAHが武道館に帰る。こんな大切な日に呼んでもらえてありがとうございます。相手はこれからのNOAHを背負って立つ2人。丸藤選手とNOAHの誕生から一緒にやってた2人として、今のNOAHを感じてさせてもらえばと思います」と語り、真摯に意気込みを語った清宮&稲村には「優等生はここまでで、リング上では思いっ切り暴れるようによろしくお願いします」と期待。その上で「好きなふうに来てもらいたい。どのような状況で来ても全部対処できるので。いかつく来てくれてもいいし、スマートで来てもいいし。どんな状況でもすべて返せると思う」とすべてを受け止めるつもりだ。
丸藤とのタッグは2011年3月以来約10年ぶり。秋山は「もうずっと見てきたし、やってきたし、だいたいどういう技をやるかわかる。またちょっと聞いたりして、お互い何ができるのか考えて。合体技どうこうじゃなくて、お互いに彼もオレの動きはわかるだろうし、ボクもだいたいわかるんで。それでいけば、問題ないんじゃないかなと思ってます」とすでに手応えを感じている。
会見中は対戦相手の清宮&稲村だけでなく、パートナーの丸藤からもことあるごとに「怖い」と言われていた。秋山本人は「全然、怖くないですよ。ボクもすごく丸くなってるので。全然、怖くない。オレが怖いのはどこで怒るかわからないのが怖いところ(笑)。1つ言えば、朝起きた時に気分がいいか悪いかで当日の気分が変わる」とニッコリ。秋山が「怖くない」と笑顔で言えば言うほど、底知れぬ怖さが感じられた。
週刊プロレス 2月17日号(WEEKLY PRO-WRESTLING No.2106)