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2019-08-28

【アメフト】関東大学1部TOP88大学の監督がシーズンへの抱負を語る

8月27日、関東学生アメリカンフットボール連盟は、週末の開幕を控え、JAPANSPORT OLYMPIC SQUAREの岸清一メモリアルルームで1部TOP8、BIG8の監督・ヘッドコーチ、主将による記者会見を開催した。その中からTOP8の監督ヘッドコーチによるシーズンの抱負と鍵を握る選手のコメントを紹介する。

関東大学アメリカンフットボール1部TOP8の監督・ヘッドコーチ、並びに主将たち。左から日体大、慶大、法大、早大、明大、立大、中大、東大。 写真:関東学生アメリカンフットボール連盟

TOP8は1戦も手を抜けない 早大高岡監督

早稲田大学ビッグベアーズ 高岡 勝監督
シーズンへの抱負
「ディフェンディングチャンピオンですが厳しい。毎年、お伝えしていますが、TOP8は1戦も気を抜けない試合です。東大さんとは、久しぶりにあいまみえる。初戦の東大に集中して練習してきました。一戦一戦、戦っていきたい」
鍵を握る選手
「みなさんが主将を挙げるので、それではあまり面白くない。ブレナン(翼)を挙げたいと思います。彼はレシーバーです。タイトルはとっていません。4年ということで、彼のファイティングスピリッツがどれだけチームに浸透していくか、競争力のある選手が最終学年ということでどれだけチームに貢献できるかというところを注目してみていただきたいと思っています」

明治大学グリフィンズ 岩崎恭之監督
シーズンへの抱負
「去年は、2年連続入れ替え戦という立場から2位という結果を残すことができました。これは学生の主体性、姿勢が非常に大きく、去年の4年生が頑張ってくれたからだと考えています。今年も主将の北島を中心にまとまっているチームだと思っています。一戦一戦戦っていきたいと思います」
鍵を握る選手
「注目の選手は、キャプテンのオフェンスラインの北村(遼太朗)です。北村を中心としたオフェンスラインが伝統のランアタック、パッシングを支えるポジションです。チーム全体をまとめる役としても注目しています」

法政大学オレンジ 有澤 玄監督
シーズンへの抱負
「今年は春の段階から、タフに、強くということでやってきています。秋には、さらに法政らしい面白いフットボールをして臨みたいと思います」
鍵を握る選手
「チームとしては伸び代がたっぷりで、リーグ戦を通じで、一戦一戦成長していかなければいけないというところで、主将の岩田(和樹・RB)ら、4年生に頑張ってもらいたいと思っています」

立教大学ラッシャーズ 中村剛喜監督
シーズンへの抱負
「今年は、関東のフットボールがスタートして85周年ということもありますし、ルーツ校の1校として、久方ぶりの甲子園(ボウル)出場を目指して、一戦一戦、チャレンジャーのつもりで全力で臨んでいきたいと思います」
鍵を握る選手
「トップ8の中でも1、2を争う成熟していない子供達の集まりを田邉(一将・TE)主将が一生懸命引っ張ってくれています。彼がガス欠を起こさずに、これから戦い切れるかというところがキーになってくるのではないかと思っています。主将の田邉が鍵を握る選手です」

慶応義塾大学ユニコーンズ 久保田雅一郎監督
シーズンへの抱負
「春からバルクアップ、体重アップにフォーカスしながらやってきました。今週末(初戦)を含め、一戦一戦が私たちにとってチャレンジだと思っています。一戦一線気を抜くことなく、全力で戦う。挑戦していきたいと思います」
鍵を握る選手
「DL(ディフェンスライン)の主将の並木(琢朗)です。今年のチームはまとまっています。苦しい状況の中でも、彼のリーダーシップでどこまで耐えられるかにかかっています」

中央大学ラクーンズ 蓬田和平ヘッドコーチ
シーズンへの抱負
「昨年度は1勝5敗ということで、かなり苦しいシーズンでした。今シーズンも、上がってきたチームも強く、一番ターゲットにされやすい、星勘定をされやすい立ち地になっているのかなと思っています。一戦一戦、確実に戦って、少しでも立場を変えられるような戦いをしていきたいと思っています」
鍵を握る選手
「注目していただきたいのは、主将の神谷(康治・DL)です。中央大学も苦しいシーズンを過ごして、もう一回新たに作り直さなければならないシーズンです。その中で、主将を中心にチームが少しずつまとまってきているという印象があります。リーグ戦を通して新たな文化を作っていくことができればということでも、主将の神谷に注目していただきたい」

日本体育大学トライアンファントライオン 大山茂GM
シーズンへの抱負
「トップ8の中では、ダントツに部員数が少ないチームですが、一体感を持って頂点を目指せるようにチーム力を上げていきたい。私もヘッドコーチを退任して、GMをやっております。玉ノ井(康昌)という若いヘッドコーチがチームをまとめているので、面白いフットボールができるのではないかと、期待しています」
鍵を握る選手
「期待しているのは、ディフェンスの山元天太(LB)です。トップリーグはどこも得点力が高く、点の取り合いになることが予想されます。その中で、我々としてはどれだけ(相手の攻撃を)抑えられるか。ディフェンスの山本が中心となって得点を抑えてくれることに期待しています」

東京大学ウォリアーズ 森 清之ヘッドコーチ
シーズンへの抱負
「東大は、客観的に見てもトップ8の中では一番力がないチームだと認識しています。トップ8で戦うことも初めてですし、未知のシーズンになりますけど、チームの総合力、選手が一番頑張らなければいけないのは当然なのですが、選手だけでなくスタッフの力というのも、東大の強みの1つだと考えています。総合力で、一戦一戦、全力でチャレンジしていきたいと考えています」
鍵を握る選手
「鍵となるのはキャプテンの関剛夢(LB)です。我々は力不足なので、中長期的に見てもチームの文化作りということをすごく重視しています。文化づくりの中心になるのは4年生であり、その中で中心になってもらわないと困るのもキャプテンの関だと思っているので、関に期待しています」

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