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2021-03-13

【ボクシング】京口が計量一発パス あす米デビュー戦へ「期待にこたえたい」

100グラムアンダーで計量をクリアした京口

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13日(日本時間14日)にアメリカ・テキサス州ダラスで3度目の防衛戦を迎えるWBAスーパー世界ライトフライ級チャンピオンの京口紘人(ワタナベ)が12日、前日計量を行い、48.8キロで一発パス。10位の挑戦者アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)は48.6キロで、ともに計量をクリアした。(現地レポート・宮田有理子)

 万全のサポートに感謝

「いい調整ができました。今すごくリラックスできています。気を抜かず明日のリングにベストな状態を持っていきたいですね」。すでに1食目の雑炊を口にしたという京口の明るい表情に、好調ぶりがうかがえる。

 3月5日に現地入り。新型コロナウィルス対策のためプロモーター、マッチルームが貸切ったホテル内で調整を続けてきたが、外界との行き来を制限されるその“バブル”(隔離)空間は、試合直前のボクサーにはプラスに働いたようだ。「移動する手間がなく、しっかり整えられた環境で、なにより陣営の万全のサポートのおかげだっていうことを実感しています」。計量前々日まで食事をとることができ、前日は朝から絶食も夕方から10ラウンドほど動くと1.7キロ落ちてリミットの48.9キロを計測。半身浴をする必要もなく、少しの水分もとって夜を過ごすことができたという。

写真/Ed Mulholland/Matchroom, Melina Pizano/Matchroom

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