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2021-03-16

【ボクシング】「現役最強の倒し屋10人+α」。彼らのベストショットはこれだ!

井上尚弥(右)対ノニト・ドネア(フィリピン)は、現代最高のアーティスト同士の戦いだった 写真_山口裕朗

 いつの時代にも、「KO(ノックアウト)」こそが最大の華である。勝者と敗者、その明暗がこれほどまでにくっきりと表れるシーンは、なかなかない。ときとして残酷で凄惨と評される瞬間だが、演者の腕次第で最も崇高で美しい場面が形成されるのだ。『ボクシング・マガジン4月号』では、芸術的なKOシーンを生み出した「現役アーティスト10人+α」を選出。“その一撃”に刮目した。

 背面を除く上半身の的を狙い合い、体の動き、ほんのわずか数センチの“ずらし、”2本の腕、肩、グローブなどを様々に駆使して守る。両者のレベルが高ければ高いほど、ヒットを奪うことは難く、奪われないこともまた至難の業となる。

 しかし、そんなハイレベルな攻防の中で、ものの見事な一撃を決めて最高のシーンを演出する“KOアーティスト”が世界には数多存在する。

 井上尚弥(大橋)、村田諒太(帝拳)。わが国の2大スターをはじめとする“芸術家”たちをピックアップ。いま、彼らと同じ時代を生きる幸せを、ともに享受したい。

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