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2021-03-29

【ボクシング】亀田和毅の2年ぶり復帰戦が決定!

興毅会長(右)と山下会長がガッチリとタッグ

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 3150ファイトクラブ(大阪市西成区)の亀田興毅会長(34歳)が29日、大阪市内のジムで会見を行い、所属選手第1号の元世界2階級制覇王者・亀田和毅(29歳)の国内復帰戦を発表した。試合は5月5日(水・祝)、エディオンアリーナ大阪第2競技場で、三宅寛典(32歳=ビッグアーム)と56.5kg契約8回戦で行われる。

 2019年7月、アメリカ・カリフォルニア州カーソンのリングで、WBC世界スーパーバンタム級王者・レイ・バルガス(メキシコ)との王座統一戦(和毅は当時、同暫定王者)に判定で敗れて以来、約2年ぶりの試合。地元・大阪での試合となると、2013年12月のWBO世界バンタム級王座V1戦(イマヌエル・ナイジャラ=ナミビア)以来、7年半ぶりの試合。兄が会長となり、地元でのトレーニング環境も整い、ようやくの再活動だ。

 興行を共同プロモートする真正ジムの山下正人会長は、「興毅会長は知名度もあるし、一緒に関西のボクシングを盛り上げてほしい」と、西日本協会長としても期待を寄せる。

 亀田会長は「山下会長の力添えでようやく和毅のマッチメイクができました。試合自体も2年ぶりやし、しっかり勝って次に繋げてもらいたい」と語り、「先日プロテストに受かった新人選手3人もデビュー戦をやります」と、3150ファイトクラブ初戦に向けて意気込む。

 山下会長は「現在、新型コロナウイルスの関係で海外から選手を呼べないこともあり、マッチメイクにも非常に苦労したが、三宅選手が手を挙げてくれた。戦績は勝ち負け同等だが、名のある選手を食ってやろうと必死になってくると思う」と、ノーランクながら、元世界王者の和毅との好ファイトを期待した。

 なお、同興行のセミファイナルでは、元東洋太平洋フェザー級王者でWBA世界フェザー級4位の大沢宏晋(35歳=オール)が高須賀千春(35歳=フォーラムスポーツ)と58kg契約8回戦を行うことも決まっている。

文&写真_加藤健太郎

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