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2021-05-16

【ボクシング】中谷潤人、尾川堅一、中谷正義――2021夏に “駈ける” 男たち!

V1へ駈ける中谷潤人

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新型コロナウイルスの影響で、ボクシング界のマッチメークも難航中。重要な試合を控えたトップボクサーたちは、どんな思いでいるのか? 初防衛戦に向かう世界王者・中谷潤人(M.T)、悲願の頂点を目指す尾川堅一(帝拳)、超ビッグネームに挑む中谷正義(帝拳)――。発売中のボクシング・マガジン7月号では、夏に “駈ける” 3人の「今」を伝える。

 2020年、鮮烈なKO勝利で無敗のままWBO世界フライ級王座を制した中谷潤人。あれから半年、初防衛戦はまだ決定に至らないが、照準は1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に絞った。前年に続き「待たされる」状況にありながらも、揺るがぬ信念で「王者の証明」に備える。

悲願の王座奪取へ向かう尾川堅一
悲願の世界奪取へ向かう尾川堅一

 尾川堅一はUAEのドバイで、シャフカッツ・ラヒモフ(ロシア)と空位のIBF世界スーパーフェザー級王座を争うことが確定的。ようやく巡ってきたビッグチャンスに「今度こそ」の思いを募らせている。

ロマチェンコとの一戦が決まった中谷正義
ロマチェンコとの一戦が決まった中谷正義

 1年5ヵ月ぶりの再起戦で強豪フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に驚異の逆転KO勝ちを収めてライト級の最前線に躍り出た中谷正義は、再びラスベガスのリングに登場。相手は正真正銘の “レジェンド” ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)だ。世界戦をしのぐ注目のカードに違いないが、それでもあくまでクールに捉える中谷の真意とは――?

写真/BBM

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