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2020-08-05

【アメフト】関東大学はA案で実施へ2ブロック制、TOP8は10月中旬開幕

関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA、河西幸哉理事長)は今秋の公式戦を、1部リーグTOP8の開幕を10月中旬とし、リーグ戦分割またはトーナメントで争う『プランA』で実施することを決めた。5日に開かれたKCFAの理事会で決定した。

 ただ、KCFAは「今回の決定は『プランA』での開幕を保証するものではなく、今後の新型コロナウイルス感染症をめぐる状況の変化によっては、『プランB』以下への変更や開幕前に中止とすることもあり得ます」としている。

 日本学生アメリカンフットボール協会は、7月14日に、今季の全日本学生選手権の中止と、「甲子園ボウル」を関西と関東の代表校が戦うボウルゲームして実施を準備することを発表している。

 KCFAは、7月1日に、今秋のリーグ戦について、以下の3案を発表していた。

【プランA】
1部TOP8とBIG8が4チームづつの2ブロック、2部が8チーム×2ブロックを4チームずつ4ブロックに分割しリーグ戦とブロック間の順位決定戦を行う。1チームの試合数は4試合。3部以下はトーナメントで争う。開幕はTOP8が10月中旬。
【プランB】
TOP8の開幕を11月とし、各リーグともトーナメントで争う。
【プランC】
プランBが不可の場合、12月以降に開幕し、交流戦(オールスター戦の場合もあり)を行う。

 プランAのブロック分けは次の通り。

1部TOP8
・Aブロック
法政大学、中央大学、東京大学、日本大学
・Bブロック
早稲田大学、明治大学、立教大学、桜美林大学

1部BIG8
・Aブロック
慶應義塾大学、神奈川大学、駒澤大学、国士舘大学
・Bブロック
日本体育大学、横浜国立大学、明治学院大学、青山学院大学

2部
・A1ブロック
東海大学、東京学芸大学、東京農業大学、筑波大学
・A2
成蹊大学、学習院大学、帝京大学、防衛大学校

・B1
専修大学、成城大学、一橋大学、関東学院大学
・B2
上智大学、東京工業大学、東洋大学、拓殖大学

 またKCFAの今季だけの主な特例措置は次の通り。

・TOP8、BIG8、2部リーグのタイブレイクは行わなず、引き分けとする。
・開幕に間に合わないチームについて、シーズン途中からの参加を認める
・原則として、降格は行わない。チャレンジマッチと入れ替え戦は実施しない。
・ただし、自動昇格については、新型コロナの蔓延状況や医療現場の状況などを8月中旬から下旬にかけて総合的に判断し、適用することもあり得る。この場合に自動昇格するチーム数は、1部BIG8から同TOP8へ=2、2部から1部BIG8へ=4、3部から2部へ=4、エリアから3部へ=4となる
・新型コロナの影響で実施できない試合は中止となり、不戦勝、不戦敗にはしない。

2年ぶりにTOP8に復帰した日大=2019年12月1日、撮影:小座野容斉

3年連続の関東制覇を狙う早大=2019年12月1日、撮影:小座野容斉

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