毎週水曜発売（一部地域はことなります）の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。今週号の表紙はNOAH「三沢光晴メモリアル」のGHCヘビー前哨戦で丸藤正道に激勝した武藤敬司です。三沢さんの十三回忌にあたる年に2年ぶりに開催されたメモリアル。GHCナショナル･杉浦vs桜庭、GHCタッグ戦などを巻頭カラーから詳報。
新日本は後楽園3大会を追跡。オスプレイの負傷返上によりIWGP世界王座が空位となる波乱も、オカダ・カズチカと鷹木信悟が決定戦に名乗り。大阪城決戦で王座を争うこが決まったほか、ロス・インゴがNEVER6人タッグ王座取りへ動くなどさまざまな動きあり。
この週は試合がなかったスターダムは大田区大会展望特集を企画。朱里との防衛戦を控えるワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美インタビュー、「シンデレラトーナメント」ベスト４に進出した上谷、舞華、ひめか、ウナギを直撃。
ZERO1久々の後楽園大会では世界ヘビー戦の田中vsCIMAが大熱戦。ほかにも延期された両国国技館大会が来年4･10に決定し、夏の「火祭り」参戦選手も続々とリングでアピールするなど、今後の展開に注目。ほかの企画ものとしてはデスマッチ＆ハードコアに挑む女子レスラー特集、サスケ＆小鹿のグレート対談なども注目。
そのほかDDT新宿&福岡、ドラゲー福山、大日本・新木場＆横浜、FREEDOMS新木場、アイスリボン名古屋など掲載。水曜日発売（一部地域は発売日は異なります）。
NOAH5・31後楽園～武藤敬司＆田中将斗vs丸藤正道＆船木誠勝「〝永遠の恋人〟を忘れない」
豪華なライティング演出の中で現れた武藤敬司は、09年９月27日、三沢光晴さんの追悼大会で着用したガウンを着ていた。裏地はエメラルドグリーン。84個の緑のジュエルストーンを散りばめ、袖は三沢さんが最後に着たガウンの、毛皮は２代目タイガーマスクのひげの素材である。
当初「三沢光晴メモリアル」は５月30日に大田区総合体育館で予定されていた。だが、会場側による施設利用停止を受けて中止。その代替大会として翌日、場所を後楽園ホールに移して開催されることになった。
昨年は「三沢光晴メモリアル」と銘打たれた大会が開催されなかったので２年ぶりとなる。つまり、今年２月にＮＯＡＨ所属になった武藤にとっては初めてだ。（井上）
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週刊プロレス 6月16日号（WEEKLY PRO-WRESTLING No.2125）
