毎週水曜発売（一部地域はことなります）の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。今週号の表紙は注目のGLEAT旗揚げ戦東京ドームシティホール大会に新日本から参戦、メインで伊藤貴則相手にUWFルールで激勝したSHOです。昨年10月のプレ旗揚げから9カ月。ついにベールを脱いだリデット新団体の本格発進初戦、GプロとリデットUの2ブランドの試合の模様を詳報します。
巻頭カラーはスターダム横浜武道館ビッグマッチをリポート。林下詩美vs刀羅ナツコのワールド戦、中野たむvs上谷沙弥のワンダー戦中心にタッグ選手権ほか注目試合目白押しの大会をリポートします。スターダムでは企画ものとしてフェリー特写にも注目。
新日本は後楽園2大会をリポート。久々にタイトル戦線に帰ってきた第三世代の天山&小島&永田がCHAOSの持つNEVER6人タッグ王座戦に挑戦したタイトルマッチほか、札幌決戦へ向けた前哨戦も追跡。また企画ものとしは期待のヤングライオン辻陽太&上村優也の対談も企画。
DDT後楽園ではKO-Dトーナメント準決勝＆決勝が開催され、火野裕士を破った竹下幸之介が2年ぶり2度目の優勝。KO-D無差別王者・秋山準に正式に挑戦表明。また大日本・後楽園では「一騎当千」優勝戦がおこなわれドリュー・パーカーが初優勝しています。
そのほか新三冠王者・ジェイクインタビュー、NOAH後楽園、ドラゲー鳥取、ZERO1新木場、アイスリボン川口など掲載。水曜日発売（一部地域は発売日は異なります）。
スターダム7・4横浜武道館～ワンダー・オブ・スターダム◎中野たむvs上谷沙弥「心だよ、心…」
中野たむは上谷沙弥に“負い目”を感じていた。アイドル志望の彼女に「プロレスをさせてしまった」と。
６・12大田区でシンデレラ・トーナメントを制した上谷は「プロレスに出会えたことが運命」と語った。たむにとっては救われる言葉ではあったが、同時に懸念もあった。中野たむの本気のプロレスに、彼女はついてこられるのか？
「上谷って動けるし、技もすごいし、飛べる。けど、技を見たいんだったらプロレスじゃなくていいと私は思う。プロレスの何が人の心を感動させるって、心と心のぶつかり合いだから人は感動すると思っていて。私がチャンピオンになれたのは、そんな理由だと思う。ここ（ハート）が強かったから。それに関して、上谷はまだどこかで怖がっているんじゃないかなって私は見ていて」
たむはこれまでジュリアや星輝ありさと壮絶な闘いを繰り広げてきた。それはまさしく身を削る闘いだった。（成川）
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週刊プロレス 7月21日号（WEEKLY PRO-WRESTLING No.2130）
