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2021-07-10

【ボクシング】タイソン・フューリーが新型コロナに感染。ワイルダー戦は延期

新型コロナ感染が明らかになったフューリー。ワクチンは1回しか接種していなかった

 7月24日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催予定だったタイソン・フューリー(イギリス)対デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)のWBC世界ヘビー級タイトルマッチは。フューリーの新型コロナウイルス感染が判明したために中止になった。3度目の対決となるこの両雄の対戦は10月のどこかで改めて日程が決まる公算が高いとされている。

 フリーランスの大物記者ダン・ラファエル氏のよってもたらされた情報は、一気に世界に拡散された。ラファエルによると、ワイルダー戦に向け、フューリーはトレーニングキャンプを張っていたが、そのスタッフのなかから7名の新型コロナウイルス陽性者が確認され、そのうちのひとりがフューリー自身だったという。

 プロモーター側の発表はいまだないが、この試合をFOXとともにPPV(ペイパービュー)で放送するESPNに複数のメディアが確認したところ、延期の事実が明かされたもの。

 6月15日の試合発表時、フューリーもワイルダーもワクチンを打ち終えていると発表されていたが、実際には、フューリーのワクチン接種は1回だけだったとされている。

 関係者によると新しいスケジュールは、最初は9月としていたが、ここにはカネロ・アルバレスの試合が組まれており、現在、10月のどこかでという線で模索されている。なお。試合会場は従来どおり。ラスベガスの2万人収容可能なT-モバイル・アリーナになる模様だ。

写真◎ゲッティ イメージズ Getty Images

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