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2021-08-05

【アメフト】CFLブルーボマーズ丸尾「情熱と愛」で開幕ロースター勝ち取った  8月5日、史上初の日本人プレーヤーに

CFLでプレーする初の日本人選手となるブルーボマーズLB丸尾=Riley Marra, Winnipeg Blue Bombers

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カナダのプロフットボールCFLに挑戦中の日本人プレーヤーの中で、アクティブロースターの座を勝ち取って、現地8月5日の今季開幕日に試合に臨むウィニペグ・ブルーボマーズのLB丸尾玲寿里 (アサヒ飲料)に話を聞くことができた。(取材・構成:小座野容斉)

Q:丸尾さん、おめでとうございます。開幕ロースターの座を勝ち取って、今はどんな気持ちですか。

丸尾: とても気分がいいですね。今シーズンの目標の一つでしたが、オフシーズン中のハードワークがようやく報われました。

Q:何がこの結果をもたらしたのでしょうか?


丸尾: 私がロースターに入れたのは、このスポーツに対する情熱と愛があったからだと思います。毎回の練習には100%の力で臨み、サイドラインからサイドラインまで、常にボールに向かって走り続けました。また、スペシャルチームでも毎日とてもハードに頑張ってきました。

Q:ポジションはどこになるのでしょうか

丸尾: 私は、マック(MLB)とウィル(WLB)の両ポジションをプレーしてきました。両方のポジションを学んだことで、試合の中で、どんな瞬間に対しても準備ができるようになりました。また、スペシャルチームのすべての局面でプレーしています。

Q:米のカレッジフットボールや、日本のアサヒ飲料でプレーしてきた経験と違いはありますか?

丸尾: 私が大学や日本でプレーしてきたことと、よく似ていますね。私はWLBをやってきましたが、今はウィルとマックをやっているので、大きな変化はありません。ただ、CFLのパッシングゲームや、WRのプレスナップモーション※にアジャストする必要がありました。CFLのフィールドはとても広いので、それも私が対応しなければならないアジャストのひとつでした。

※アメフトと異なり、カナディアンフットボールは複数のレシーバーが、縦方向にモーションできる。

Q: CFLでプレーするにあたって、技術面や精神面で今までと違ったアプローチをしましたか?

丸尾: はい。そう心掛けてきました。CFLはプロフェッショナルリーグであり、競争が非常に激しいので、成功するためには毎日小さなことを積み重ねていかなければなりません。自分のプライベートな時間にも、フィルムを見たり、プレイブックを勉強したり、1日に何度もストレッチをしたり、1日に何度も氷風呂に入ったり、適切な栄養を摂ったり、きちんと水分補給をしたり、早めに就寝したり...このリーグで素晴らしい選手になるためには、そういった小さなことを積み重ねる必要があります。

Q: 開幕戦はどのような形で出場するのでしょうか。

丸尾: 初戦はスペシャルチームでの出場となります。

Q: 次の目標を教えてください。

丸尾: CFLで先発LBとなることです。

Q: 日本のファンにメッセージをください。

丸尾: 私を応援してくださっている日本の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

8月5日、私は、CFLでプレーする最初の日本人になります。

これからも、一日一日、ハードワークを重ねて上達し、CFLでの目標を達成するつもりです。日本の誇りとなるように全力を尽くします! 応援してくださった皆さん、重ねて、本当にありがとうございます。

 「レスは110%の力を発揮する男」アサヒ飲料DBブライソン

 丸尾のチームメート、アサヒ飲料DBのブリス・ブライソンが、メッセージを寄せてくれた。ブライソンは、米カレッジFBSのミッドアメリカンカンファレンス(MAC)に所属する実力校マイアミオハイオで3年間先発選手として活躍し、通算258タックル、8インターセプトでNFL入りの可能性もあった実績を持つ。

「レス・マルオと一緒にプレーできたことを光栄に思います。彼はフィールドでは、110%の力を発揮するチームメイトです。彼は、誰も並ぶことができないほどのワークエチックと、素晴らしい人格を兼ね備え、フィールド外では一緒にいると、とても愉快な男です。レスは、CFLで大きな成果を上げるでしょう。なぜなら彼は自分自身、そして自分の才能を信じているからです。今シーズン、彼が最上級の成功を果たすように祈っています」

丸尾玲寿里(まるお・れすり)

 1996年2月14日生まれ。スコットランド出身の父と日本人の母との間に産まれ、幼少期に父を失くす。9歳の時に母と共に渡米し、カンザス州に移住。高校時代にフットボール選手として頭角を現し、2014年にハッチンソンコミュニティカレッジに入学すると、1年生ながらLBとして11試合に出場し、チームの全米4位に貢献。2年時には11試合で85タックル、2サックと活躍する。
 その実績を認められ、カレッジフットボール最上位FBSのテキサス大サンアントニオ校に編入する。レッドシャツを経て、3年時には12タックル、1.5サック。正LBとなった4年生(2018年シーズン)では86タックル、4.5タックルフォーロス、2QBサック。1インターセプトを記録した。
 卒業後、故郷の日本に帰国、X1エリアのアサヒ飲料チャレンジャーズに加入し、フットボールを続けた。2020年には日本代表に選出され、米国で米育成プロリーグTSL選抜と戦った。
 今年4月のCFLグローバルドラフトでは日本人最高順位の1巡4位でウィニペグ・ブルーボマーズに指名された。183センチ・102キロ

日本代表のLBとしてTSL戦でも活躍した丸尾=2020年3月、撮影:小座野容斉
日本代表のLBとしてTSL戦でも活躍した丸尾=2020年3月、撮影:小座野容斉


【小座野容斉】

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