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2019-08-02

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楽しいイベントも満載!“日清食品カップ”第35回全国小学生陸上競技交流大会8月9、10日に横浜で開催!

8月9日(金)、10日(土)の2日間、神奈川県横浜市の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で開催される(競技は10日)“日清食品カップ”全国小学生陸上競技交流大会。今年で35回目を迎えた歴史ある大会は、時代に合わせて変貌を遂げてきた。今大会も新たな競技形式となり、新しいスタートを切ることになる。

※写真上/昨年度の大会より(男子6年生100m決勝) 
写真/陸上競技マガジン

新設種目の導入で競技の魅力アップ!

 まずは、コンバインド(混成)種目の新設である。コンバインドとは一人の選手が複数種目を行い、それぞれの記録をポイント化し、合計得点で競う競技である。今年度は、昨年まで単独種目として実施されていた、80mハードルと走高跳、また走幅跳とジャベリックボール投の組み合わせによる二種競技が、それぞれコンバインドA、コンバインドBとして新設された。

 コンバインドの魅力は、選手の特徴が反映されること、そのため最後まで勝負の行方がわからない点である。展開次第では、必ずしも各種目で1位にならなくても優勝する可能性があり、逆に1種目で断トツの記録を残しても、必ずしも優勝できるとは限らないのだ。

 もうひとつ、昨年まで男女別に開催されていた4×100mリレーが男女混合として実施されることになった。今年5月、同じ日産スタジアムで開催された世界リレー選手権では男女混合のリレー種目がすでに複数導入されており、来年の東京五輪でも男女混合4×400mリレーが新設されるなど、トップレベルの競技会の流れを反映した試みとなる。

 走者は1チーム男女各2名ずつの計4名で構成され、走順は自由。そのため、各チームがどのような作戦でくるのか。第1、第2走者に速い選手を起用して逃げ切りを図るのか、勝負強い選手をアンカーに据え置くのかなど、各チームの特長を生かしたオーダーが楽しみ。

 最速の称号をかけて競う100m(5年生の部、6年生の部)含め、どの種目も見どころ満載となる今大会。もちろん、選手、指導者にとっては、勝敗にかかわらず、日ごろから鍛錬してきた成果を出す舞台でもある。出場する選手のご家族、友人はもとより、ぜひ会場に足を運んで、小学生たちが奮闘する姿に声援を送ってみよう。

※大会要項・競技日程はこちらをクリック

日本スポーツ界を代表する“卒業生たち”

 全国小学生陸上競技交流大会は過去34年の歴史の中で、のちに日本を代表するトップアスリートとなる選手を多く輩出してきたことも大きな特徴だ。

 今年9月27日(金)から開幕する世界陸上競技選手権(カタール・ドーハ)の日本代表に内定済みの選手では、男子100、200m代表のサニブラウン アブデル ハキーム選手(フロリダ大)、女子100mハードル代表の木村文子選手(エディオン)が “卒業生”だが、他競技で活躍する選手も目につく。

 バスケットボールでは現在の日本代表のトップ選手が男女ともに出場歴がある。今年6月のNBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)で日本人として初めてドラフト1巡目指名を受け大きな注目を浴びた八村塁選手(NBAワシントン・ウィザーズ)は2009年大会5年生100mで準決勝進出、女子日本代表の中心選手として活躍し続ける渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)は2003年大会の走高跳優勝者だ。

 ほか、2010年サッカーワールドカップ日本代表の大久保嘉人選手(現Jリーグ・ジュビロ磐田)は1994年大会5年生男子100m出場、今年、プロ野球・中日ドラゴンズに入団した根尾昂選手は5年生、6年生で100mに出場している。ちなみに根尾選手は、大阪桐蔭高校で甲子園を沸かせたが、中学時代にはスキーのアルペン種目で日本一に輝いた経歴もある。

今年、プロ野球・中日ドラゴンズに入団した根尾選手も、今大会の卒業生だ(写真は2011年男子5年生100m決勝) 
写真/陸上競技マガジン

 スポーツの基本は、"走る" "跳ぶ" "投げる"という三要素といわれており、陸上競技にはそれらすべて含まれている。種目によって求められる特性が違うが、幼少期のころに特定の種目にこだわることなく、より多くの種目、時に他競技にチャレンジすることは、アスリートの可能性を広げるもの。

 全国小学生陸上競技交流大会は、そうした選手たちの将来を切り拓く礎の場としての役割も担っているといえるだろう。

競技以外にも楽しいイベントが満載!

 また、大会出場者のみならず観戦者も含めて、全国の小学生同士の交流、陸上競技に親しむためのさまざまなイベントが昨年同様、設けられている。

 ひとつ目はキッズデカスロンチャレンジで、これは「キング・オブ・アスレティックス」と呼ばれる十種競技(デカスロン/一人の選手が10種目行ない、各記録をポイント化してその合計得点で競う競技)にちなみ、多種目の基本運動(走・跳・投)にチャレンジする、日本陸連のキッズ向けプログラムだ。大会出場選手に限らず小学生ならだれでも参加可能。競技や応援の合間にチャレンジしてみよう。

キッズデカスロンチャレンジは出場者以外でも、小学生なら参加可能なので、Let' Challenge !

 また、選手同士の交流施策として「缶バッジ交換」を実施。これは参加全選手に、47都道府県別でデザインの違う缶バッジを配布し、大会期間中に自由に交換をしてもらうもので、昨年は笑顔でバッジ交換をする選手の姿が多く見られた。

出場全選手は配布された出身都道府県のバッジを他県の選手たちと交換して交流を深める 
写真提供/オールスポーツコミュニティ

 ほか、大会出場選手には、今大会を第1回目から支えている日清食品様によるキッチンカーも出店するなど、楽しいイベントが満載! ぜひ、気軽に日産スタジアムに足を運んでみよう!

会場には日清食品様のキッチンカーも出店予定。一緒に出場した仲間とワイワイ、ガヤガヤ、会話を楽しみながら舌鼓を打とう ※大会参加選手および関係者のみの提供となります

大会情報はこちら 

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