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2019-06-25

アッパーのスイング軌道でOPSを上げろ! 科学に基づくフライボール打法 立花龍司/著

2019年 7月 1日発売
BBM1040242
A5判並製・176頁
定価 1,980円(税込)
ISBN:978-4-583-11228-2 C2075

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Contents

アメリカ球界に浸透したフライボール革命を実践するためのメソッド
スタットキャストで収集したビックデータの研究が進み、ゴロよりもライナーやフライの方が好結果につながるという傾向が明らかになってから、メジャーリーグではアッパーのスイング軌道が主流になっている。
理に適ったスイング軌道とは?身につける方法から補助トレーニングメニューまで紹介する!
【目次】
はじめに
第1章アッパーのスイング軌道とフライボール革命
 ●理想はボールの軌道に対してバットを水平に入れること
 ●さまざまなデータを瞬時に弾き出すことで野球界を変えた解析システム「スタットキャスト」
 ●ゴロよりもフライのほうが高打率 打球に角度をつけるフライボール革命
 ●一定の打球速度と打球角度を満たすバレルゾーンで打つための「約19度上向きのアッパーの軌道」
 ●バレルスイングを実践した選手たちの驚くべき数字
 ●三振を恐れて小さくコツコツ打つよりも長打を期待してフルスイング
 ●打率を求めてヒットを量産したければ「約5~10度上向きのアッパーの軌道」
 ●ボールの軌道に合う上向きのスイングならミスショットでもいい結果が生まれる
 コラム①「バレル打法で進化を遂げた柳田悠岐」
第2章スイングのメカニズム
 ●打撃動作は回転運動と並進運動の組み合わせ 並進運動に頼ると確率が落ちる
 ●スイングの前半に垂直回転を行うことでバットをアッパーのスイング軌道に入れやすくなる
 ●あらかじめ投手側の体幹を側屈させておいてスイング時に捕手側の体幹を側屈させる
 ●フライングエルボーで捕手側肩甲骨の下方回旋を促し外転させることで垂直回転から水平回転に切り替える
 ●軸足に体重がかかるステイバックは理想のスイングには欠かせない要素
 ●新しい技術を身につけるためには”最高の集中力“で反復すること
 ●できるだけ大きな地面反力を得て股関節の内旋・内転で骨盤を回旋
 ●ウエイトトレーニングを行って除脂肪体重65キロを超えればバレルスイング実現の可能性あり
 ●筋力や関節の使い方が十分であれば反動に頼ることなく力を伝えられる
 コラム②「世界の王貞治さんと月に向かって打った大杉勝男さん」
第3章理想的なアッパーのスイング軌道を身につける(トレーニング編)
 ●ウエイトトレーニング
 ●エクササイズ
 コラム③「フライボール革命の弊害と“バレル封じ”」
第4章理想的なアッパーのスイング軌道を身につける(技術練習編)
 ●初めてアッパーのスイング軌道を採り入れる人へ
 ●技術練習ドリル
 コラム④「国際大会で結果を残すために!」
第5章さらなる技術向上のために
 ●昔の常識・今の非常識 新しいこともうまく採り入れる
 ●専門用語への解釈のズレを踏まえその人に合った言葉を選ぶ
 ●選手が主体となることで練習の質も量も高くなる
 ●最大のモチベーションは野球がどれだけ好きか
おわりに
参考文献
【著者紹介】
立花龍司 (たちばな・りゅうじ)
1964年7月3日生まれ。大阪府出身。幼少期に野球をはじめ、投手としてプレーする。中学時代にはボーイズ・リーグの日本代表に選出。浪商高校(現・大阪体育大学浪商高)や大阪商業大学でも野球部に所属した。卒業後の87年、在学中から学んでいた天理大学でスポーツ医科学の単位を取得。さらに同年、ダイナミックスポーツ医学研究所へ入所。トレーニングやアスレチックリハビリテーションの実践を学ぶ、89年、近鉄バファローズのコンディショニングコーチに就任。94~96年には千葉ロッテマリーンズ、97年にはニューヨーク・メッツのコンディショニングコーチを務め、日本人として初めてメジャーリーグのコーチとなった。98年にコンディショニングディレクターとして、ふたたび千葉ロッテに入団。2000年に退団し、01年からは大阪府堺市の阪堺病院SCA(ストレングス&コンディショニングアカデミー)を主宰。また筑波大学大学院でスポーツ医科学の修士課程も修了。06年には東北楽天ゴールデンイーグルス、07~09年は千葉ロッテでヘッドコンディショニングコーチ。11年より治療院併設型のジム「タチリュウコンディショニングジム」をプロデュース。千葉・習志野本店、大阪・熊取店、大阪・泉佐野店の3店舗を展開。同時に高校、大学、社会人の指導にも携わっている。

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