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2021-08-20

【アメフト】Xリーグ、オール三菱が開幕から2戦出場辞退 オービック戦、エレコム神戸戦が中止に 新型コロナ感染症の拡大が理由

今季開幕から2試合の出場辞退を決めたオール三菱。2019年の最終戦以来公式戦を戦っていない=2019年11月、撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールのXリーグは、最上位「X1 スーパー」に所属するオール三菱ライオンズが今秋のリーグ戦の第1節と第2節の出場を辞退すると発表した。9月5日の対オービックシーガルズ戦(富士通スタジアム川崎)と19日の対エレコム神戸ファイニーズ戦(エキスポフラッシュフィールド)が中止となる。

 新型コロナウィルス感染症の感染第5波で、政府による「緊急事態宣言」発出地域は、8月20日から13都府県に拡大した。この状況下で、オール三菱ライオンズから「チームのスポンサー企業の意向により、5日のオービック戦と19日のエレコム神戸戦を辞退したい」との申し入れがあり、Xリーグはこれを了承したという。

 オール三菱の第3節以降のリーグ戦参加については、今後の感染状況を見ながら判断することになる。オール三菱の出場辞退によるスケジュールの変更は、当該試合を除いて現段階ではないという。

 Xリーグでは、2021年の秋シーズンに新型コロナウイルスを理由として試合出場を辞退した場合、当該試合を不戦敗として成績に換算する限定措置を設けている。今回は、この限定措置を適用し、オービック戦とエレコム神戸戦はオール三菱の不戦敗となる。オービックとエレコム神戸については対オール三菱戦が不戦勝となる。

 秋季リーグ戦全体を辞退する場合を除き、個別の試合出場辞退による「X1 エリア」への降格は生じないという。

 Xリーグでは、2020年に、X1スーパーでオール三菱が、X1エリアではペンタオーシャンパイレーツと警視庁イーグルスが秋シーズンの出場を辞退した。また、東京ガスクリエイターズは遠征試合が不可となった。警視庁以外は、スポンサー企業や運営母体のレギュレーションでそういう判断がなされた。警視庁も「十分な練習が実現できないまま出場することは、危険」と判断して辞退した。

 新型コロナウィルス感染症の第5波は、日本全体で、陽性者が連日2万人を超え、政府や自治体、医療関係者から「災害級の感染状況」という表現が出ている。緊急事態宣言は、13都府県に及び、少なくとも9月12日までは続く。今季、X1 スーパー、X1 エリアの試合開催が予定されている6都府県はその中に含まれている。

【小座野容斉】

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