close

2021-09-23

【NFL】20年前のその日、QBトム・ブレイディの伝説が始まった

20年前の2001年9月23日、ジェッツ戦の第4クオーターに出場した、QBトム・ブレイディ=photo by Getty Images

全ての画像を見る
20年前の今日、2001年9月23日は、NFLのQBトム・ブレイディが、本格的に出場を始めた最初の試合の日だった。第2週のニューヨーク・ジェッツ戦。開幕週の日曜日は9月9日だったが、2日後に世界を震撼させた「米国の同時多発テロ事件」が発生したため、翌週のNFLは中止となっていた。

 当時のペイトリオッツのQBはドリュー・ブレッドソーだった。1993年ドラフト全体1位で入団以来、着実に実績を積み重ねてきた大型強肩パサーだった。1996年のシーズンにはスーパーボウルに進出。QBブレット・ファーブのグリーンベイ・パッカーズの前に敗れたものの、オフェンスの中心として君臨、3月には10年1億300万ドルと、史上初めて1億ドルを超す契約をチームと結んでいた。

 一方のブレイディは、前年のドラフト6巡199位で入団した。QBとしてはこのドラフトで、7番目だった。名門ミシガン大学で2年間スターターだったブレイディだが、上級生にスーパーボウル優勝QBボブ・グリーシーの息子、ブライアン・グリーシー、下級生に野球でニューヨーク・ヤンキースからもドラフト指名されたドリュー・ヘンソンというスター選手がいたために、地味な存在だった。

 大学4年のオレンジボウルで4TDパスという大活躍の末にアラバマ大を破った時も、NFLも注目していたWRデビッド・テレルに賛辞が集まり、ブレイディは評価されなかった。24歳の典型的なバックアップQB。それが当時のブレイディだった。

【小座野容斉】

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事

RELATED関連する記事