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2021-10-06

新日本プロレス「G1」大会11日目のカード紹介とシングル戦績【週刊プロレス】

公式戦ではないが、ヒロムとKENTAの一騎打ちは注目

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新日本プロレス年間最大シリーズで、最強戦士決定リーグ戦として今年で31回目を数える『G1 CLIMAX』第11戦が、10月7日に広島サンプラザホールにて開催される。

 Aブロック6戦目となる7日の公式戦カードと、過去のシングル戦績は次の通り。

◎石井智宏vsグレート-O-カーン=初シングル。

◎矢野通vs鷹木信悟=鷹木の1勝。対戦はG1のみ。

◎ザック・セイバーJrvs高橋裕二郎=初シングル。

◎飯伏幸太vsタンガ・ロア=初シングル。

 メインは石井とグレート-O-カーンの初シングル。両者は9・5メットライフドーム大会のタッグマッチで激しくやり合い、オーカーンがエリミネーターでフォールを奪い、踏みつけながら勝ち誇るという挑発行為。大柄なオーカーンと、真っ向勝負が身上の石井の対戦は、パワフルかつ迫力のある闘いとなるだろう。

 鷹木と矢野は、2年前のG1公式戦以来のシングルとなる。前回は矢野の策略をどうにか振り切って鷹木が勝利したものの、今回もまた厄介な相手であることに違いはない。すでに2敗を喫している鷹木にとっては、一瞬の隙も許されない闘いとなるだろう。

 10・3名古屋で連勝が止まったザックは裕二郎との初シングル。優勝決定戦に向けて再び進撃を開始したいザックではあるが、裕二郎も開幕戦で飯伏を撃破したときのように、今リーグ戦で勢いに乗る相手から白星をもぎ取り、2つめのビッグインパクトを起こしたい。

 また、今大会では、負傷欠場となった内藤哲也に代わって高橋ヒロムが参戦し、KENTAとスペシャルシングルマッチで激突。ヘビー級のリーグ戦中に、ジュニアに強いこだわりを持つヒロムが乗り込む形となり、10・9大阪での石井とのシングルと合わせて、相当な意気込みで臨んでくるだろう。

 一方のKENTAも、NOAH時代にはジュニアヘビー級でありながらヘビー級の争いに割って入り、最終的にはGHCヘビー級王座にも到達した。新日本ジュニアを引き揚げるべくアグレッシブに活動するヒロムに対して、KENTAはいかなる姿勢で向き合うか? 公式戦ではないが、公式戦ではないが、ヒロムとKENTAの一騎打ちは注目注目の一戦となる。

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