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2021-09-18

最後のIWGP戴冠から23年、藤波辰爾がシングル2冠王座を奪取【週刊プロレス】

シングル2冠王座を手にした藤波

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17日、HEAT-UPの年間最大マッチとなるとどろきアリーナ大会にて、今年でデビュー50周年を迎える67歳の藤波辰爾がTAMURAを下し、HEAT-UPユニバーサル王座&PWL世界王座のシングル2冠をその腰に巻いた。

この日の3日前となる14日におこなわれた日本プロレス殿堂会興行では、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、長州力、天龍源一郎、ジャンボ鶴田とともに、初の日本プロレスにおける殿堂入り表彰を受けた藤波は、この6選手の中でも唯一現役として活躍する、日本を代表するレジェンドレスラー。

藤波が最後にIWGPヘビー級王座を奪取したのは、師・猪木の引退興行となった1998年4月の東京ドーム大会であり、シングル王座挑戦は2001年12月に武藤敬司が保持する三冠ヘビー級王座に挑戦した以降は、シングル王座戦線からは遠ざかっていた。

今回、挑戦地元の川崎を盛り上げるために対戦を熱望するシングル2冠王のTAMURAは藤波に熱いエールを送り続けるも、当初の藤波は「今のTAMURA君は昔の自分、88年8月にIWGPチャンピオンとして猪木さんを迎え撃った一戦と重なる部分がある。この試合は僕の中でも葛藤があったし、猪木さんにも大きな決断があった。コンディションもあるし、タイトルマッチに向けての思いを持っていかなければならないから、重く考えたい。だから即答は出来ません」と返答を保留に。

BBM SPORTS

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