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2021-10-17

新日本プロレス「G1」大会17日目のカード紹介とシングル戦績【週刊プロレス】

飯伏の4年連続ファイナル進出はなるか!?

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飯伏の4年連続ファイナル進出はなるか!? 新日本プロレス年間最大シリーズで、最強戦士決定リーグ戦として今年で31回目を数える『G1 CLIMAX』第17戦が、10月18日に横浜武道館にて開催される。

 Aブロック最終日となる18日の公式戦カードと、過去のシングル戦績は次の通り。

◎飯伏幸太vsKENTA=1勝1敗。G1ではKENTAの1勝。

◎ザック・セイバーJrvsタンガ・ロア=ザックの1勝。G1での対戦なし。

◎鷹木信悟vs高橋裕二郎=鷹木の3勝。G1では鷹木の1勝。

◎石井智宏vs矢野通=石井の2勝(対戦はG1のみ)。

 Aブロックは飯伏、KENTA、ザック、鷹木の4選手が得点12で並んだ状態で最終公式戦を迎えた。

 メインは、飯伏幸太とKENTAの約2年ぶりの一騎打ち。2年前のG1開幕戦での初シングルはKENTAが勝利。その後、G1優勝を果たした飯伏がIWGPヘビー級王座・挑戦権利証を懸けてKENTAを迎撃し、シングル戦績は1勝1敗となっている。ともに打撃を軸としたスタイルだけに激しい闘いとなるのは必至だが、加えてKENTAの狡猾さも、飯伏にとっては厄介。ザック、鷹木の試合結果によるが、とにかく両選手とも優勝決定戦進出に向けては勝利が大前提となる。

 鷹木信悟は過去3度のシングルで全勝している高橋裕二郎と激突。最終公式戦で迎えるにはなんとも不気味な相手であり、最大限の警戒が必要か。鷹木は飯伏、ザックに公式戦で敗れており、みずからは勝利した上で、両選手の引き分け以下が優勝決定戦進出への条件となる(KENTAには公式戦で勝利)。

 ザックとロアは今年5月の福岡大会以来のシングル。序盤戦をけん引したザックは公式戦で飯伏、鷹木に勝利しており、得点で並んだ場合は優勝決定戦に進出。ただ、KENTAには公式戦で敗れており、仮に鷹木、KENTAが勝利した場合、3選手の直接対決で優劣がつかないため、三つ巴の優勝戦進出決定戦にもつれ込む。

 とにかく4選手の勝敗によって、優勝戦進出争いの状況は目まぐるしく変わるだけに、どの試合も見逃せない闘いとなる。

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