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2021-11-16

“龍原砲”天龍源一郎&阿修羅・原が世界タッグ王座初挑戦! スタン・ハンセンを血祭りに…【週刊プロレス】

スタン・ハンセンを合体パイルドライバーで流血させた“龍原砲”

 1987年7月23日、全日本プロレス旭川大会で天龍源一郎&阿修羅・原がスタン・ハンセン&テッド・デビアスの世界タッグ王座に初挑戦した。

 6月6日のタッグチーム結成以来23戦目にしてタッグの最高峰に挑むチャンスが訪れた。デビアスは痛めていた左ワキ腹を前日の谷津嘉章とのシングルでさらに悪化させてテーピングをしての出場。“龍原砲”はそこに集中砲火を加えて、代わったハンセンに照準を絞る。

 場外マットをはいでの合体パイルドライバーで流血させると、左右からの延髄斬り、天龍の延髄斬りと原のバックドロップの合体技、サンドイッチ・ラリアット…。“龍原砲”は次々と合体技で攻め込んだ。

 最後は場外で天龍のラリアットがハンセンによけられて原に誤爆。ハンセンもその場で力尽きて両軍リングアウトという決着で終わった。

 しかし、天龍と原がハンセン&デビアスとギリギリの死闘を闘い切ったことは事実。王座の移動はなかったが、全力ファイトの結果だからか、天龍は試合後に笑みまで見せた。

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