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2021-11-27

【アメフト】法大が早大を破り、9年ぶり関東制覇 2012年以来の甲子園出場に前進

【法大24-10早大】第2Q、エンドゾーンに飛び込んでTDを挙げる法大RB星野=撮影:北川直樹

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アメリカンフットボールの関東大学1部TOP8は、11月27日、横浜スタジアムで順位決定戦3試合があり、1位決定戦の法政大学オレンジ(Bブロック1位)対早稲田大学ビッグベアーズ(Aブロック1位)は、法大が24-10で早大を破って1位となった。法大の関東制覇は9年ぶりで、現行のTOP8・BIG8方式になってからは初めて。(写真はすべて撮影:北川直樹)

 法大は全日本大学選手権(決勝・甲子園ボウル)東日本代表決定戦に進出、2012年以来の甲子園ボウル出場を目指して、12月5日にアミノバイタルフィールド(東京・調布)で東北大学と対戦する。  

 東京運動記者会の選出する関東大学リーグ戦最優秀選手には法大のRB星野凌太朗が決まった。
東京運動記者会の選出する関東大学リーグ戦最優秀選手には法大のRB星野凌太朗が決まった=撮影:北川直樹

法政大学オレンジ○24-10●早稲田大学ビッグベアーズ


 法大が前後半の要所でターンオーバーを奪い、粘る早大を振り切った。
 法大は、第1Qに露峰哲太のフィールドゴール(FG)で先制。
 中央付近から始まった第2Q最初のオフェンスシリーズでは、RB星野のランやQB平井将貴のパスで前進すると、4分にRB宮下知也がエンドゾーンに走り込んでタッチダウン(TD)。リードを広げた。    

 さらに、8分過ぎに自陣46ヤードで、早大QB國元孝凱のパスをインターセプトすると、QB平井が、RB星野やWR小山らにパスを4回続けて成功。残り2ヤードから星野がTDを決めて17-0と差を広げて折り返した。

 早大は第3QにRB吉澤祥のTDラン、第4QにK平田智裕の39ヤードFGで7点差まで詰め寄った。

 さらに残り5分を切ったところで、早大はQB國元からRB安村充生にラテラルパス。安村がフォワードパスを狙うスペシャルプレーだったが、プレーを読んだ法大ディフェンスが安村にラッシュ、ファンブルさせてリカバーした。

 その後法大は第4Q10分に、RB新井優太がTDラン、勝利を決定的にした。

【法大24-10早大】9年ぶりの関東制覇。選手たちと握手を交わす有澤玄ヘッドコーチ=撮影:北川直樹

【法大24-10早大】9年ぶりの関東制覇、記念撮影をする法大の選手たち=撮影:北川直樹

他の順位決定戦の結果

中央大学ラクーンズ (最終順位3位) ○26-22 ●明治大学グリフィンズ(最終順位4位) 
桜美林大学スリーネイルクラウンズ(最終順位5位) ○ 10-7 ●立教大学ラッシャーズ (最終順位6位)

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