世界選手権欠場を発表したダンカン・スコット(写真◎Getty Images)
昨年の東京五輪で男子200m自由形、200m個人メドレー銀メダリストのダンカン・スコット(イギリス)が、今週末18日より開幕するブダペスト世界選手権(ハンガリー)を欠場すると、自身のSNSで公表した。
スコットは今月1日に新型コロナに感染したことを自身のSNSで発表。世界選手権に間に合うようにトレーニングをしてきたが、回復後は納得のいく高強度のトレーニングができず、準備が間に合わなかったようだ。今後は回復に努めていくという。
スコットは東京五輪でメダルを獲得した2種目の他に、今年は400m個人メドレーにも取り組んでおり、イギリス選手権では4分9秒18と、東京五輪の優勝タイムを上回った。今年の世界ランキングでも瀬戸大也(TEAM DAIYA)についで2位につけており、メダル争いが期待されていた。
男子400m個人メドレーは競泳競技初日の18日に予選・決勝が行われる。